今朝テレビで、クラゲが増えるメカニズムを説明していた。それにとると、まず卵から孵ったものが(何て言ったか、ヒドラとは違ったような)一つで70のクローンを生み、そのクローンはそれぞれ10匹のクラゲに分裂する、つまり条件さえ揃えば一つの卵から700のクラゲが生まれるというわけだ。大量発生するわけである。東京のミズクラゲの大量発生のニュースを聞いて、まるで「アカルイミライ」ではないかと思った人は何人いただろうか。
そんな大量発生に、昨日いくつか遭遇した。まず、池のクリーナーに大量にこびりついていた「トビケラ」。その数推定数百。1センチほどのトビケラの幼虫の巣が、クリーナーの水の入るスリットを塞いでいたのだ。糸状のもので作られた巣はなかなかしぶとい。一部は鯉の餌として池にまいた。
次に遭遇したのは「ミヤマアカネ」(写真)。赤とんぼの一種だが、昔はここらの田園地帯でも普通に見られたトンボだが、最近はすっかり数が少なくなって、たまにしか見られない赤とんぼとなっている。その「ミヤマアカネ」がこんなにいるところがまだ残ってるなんて。その数推定数百。
そして次は、その「ミヤマアカネ」がいた同じところでの「オオムラサキ」。流石「国蝶オオムラサキの里」というだけの事はある。梢をびゅんびゅん飛んで、鳥までも追っている。占有行動というやつだが、その強気ぶりは国蝶の名に恥じない。その数推定50頭。
とまあ、大量発生遭遇の日でありました。