ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

黄昏飛翔

2010年09月06日 | 生き物 自然


昨日などは、今年一番の暑さではないかと思うほど暑く感じた。もうそろそろ夏もいい、と流石に思うようになった。暑さを避けて山の方に移動しているアカネ類(赤とんぼ)も、どのタイミングで里に下りるか迷ってるのではないか。コオロギも、一旦鳴き始めたが(お盆の頃)、直ぐに引っ込んで暫くお休みし、ここにきて流石にしびれを切らしたらしく再び鳴き始めたが、どこか自信なさ気な鳴き方である。

が、夕方、庭にいてふと空を見上げると、何十匹というアカネ類が空に浮かんでいた。最近まとまった数を見ることがなかったので、実に久しぶりな光景であった。時にヤンマ類が混じり、これがトンボ界でいうところの黄昏飛翔(ある種類のヤンマはこの時間帯だけ活動する)というものかと、生まれて初めて確認もした。昔はそれこそヤンマ類だけで何百匹の世界だったようであるが、今は見られるだけでもラッキーと思わないといけない。そう言えば昨日は、トンボの黄昏飛翔ではないが、葦原地帯のねぐらに帰るツバメの集団飛翔にも遭遇した。こちらは何千匹という世界である。
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