地元では、そろそろ御柱祭の小宮祭というのが始まる。全国的に有名な春に行われる諏訪大社の御柱祭とは別に、それぞれの地区にある神社の、それぞれの御柱祭というのが大体今の時期に行われるのだ。実際に大変なのはこっちの方で(春に綱の準備とか)、飾り付けとかいろいろな作業がある。各小路は家々に灯籠が飾られ、夜になると一斉にそれらが灯され、実に幻想的な(って言うほどではないが)風景が出現する。それなりに祭りの情緒が出てくるから不思議なものである。まあ、六年に一度くらいこんなこともあっていいか、の世界である。
ということで、その幻想的な(って言うほどでもないが)夜の風景を今度撮ってみて、果たしてこれは幻想的かどうか、情緒はあるか、見た人の判断を仰ぎたいと思っている。