
九時の時点でマイナス6度、この時期らしい寒さ。
最近はどこの地方でも、移住促進プロジェクトを組んでどうにか人口減少を食い止めようと躍起になっている。住むところを提供したり、仕事を斡旋したりといろんな優遇措置を講じるが、一番重要なのは移住する側がその土地に馴染めるかということ。一言で言えば田舎は人付き合いが面倒だ。そういうのが駄目な人は絶対移住しない方が良い。超前例主義の田舎は、現代に合わない習慣風習をなかなか変えられない。自治会はそんなものに溢れている。ならば自治会に入らなければいいとなるが、入らないとなると、人間関係に緊張感が生まれ余計なところで気疲れがし、結局住みにくくなるのだ。現実的にはごみ問題に苛まれることとなる。唯一そういう問題を免れるのは管理会社が管理している別荘地のみ。その辺りを考えないと大失敗となるのが移住である。幻想を抱き落胆するというのが一般法則ではないだろうか。