ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

7月13日

2010年07月13日 | 生き物 自然


WCも終わってしまい平常運転。とその前にひとつだけ、フォルランはボルグに似てると思う。

その後ビオトープのヤゴは羽化が続き、今現在計8頭がオオシオカラトンボとして無事に飛び立っていったようだ。それ以外にもう1頭抜け殻があったが、殻が荒らされていたので、羽化途中でアリか何かに襲われた可能性がある。だからそれはカウントにはいれてない。ヒメダカも次から次と産卵しその都度孵化したての稚魚が確認されるが、親に食べられてしまうのかどうも直ぐに見えなくなる。そこで、数匹ビオトープアネックスの方に隔離した。これで三代目は確保。マメゲンゴロウは、残った3匹が問題なく元気に泳ぎ回っていてる。それにしても忙しない。絶えず動き回っているので、金魚藻で覆われたビオトープでもすぐに発見できる。先日、交尾しているような2匹がいたので、ちゃんとオスメス揃っていたようだ。

実は、去年ここで孵化して成長したヒメダカを、カフェのT君に分けたのだが、Tくんはそれを大きな鉢で飼っている。外に置いているので、これも一種のビオトープ。ヤゴも2頭ほどいるということだ。早速羽化用の枝を用意するようにと言ったのは言うまでもない。ヒメダカも抱卵状態のようで、稚魚が孵るのをいやに楽しみにしている。だから、「すぐ食べられちゃうよ」と脅かしておいた。更に、食べられないように餌を多めに与えあたほうが良いとは言ったが、やはり隔離が一番間違いない。その点をもう一度伝えたほうが良いだろう。何せ相当楽しみにしているようだから。
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選挙 WC決勝

2010年07月12日 | サッカー



民主党が負けるのはしかたないが、自民党が復活というのも、単なる郷愁のなせる技なのか、或いは敵失か、はたまた前回の大敗の反動かは分からないが、あまり喜ばしくもない。それにしても、どのテレビ局も嬉々として選挙速報の特番を放映するが、はっきり言って結果だけ伝えてくれれば良い。どうでもいいような誰もが思うような解説を長々聞かされるのは苦痛である。勝ち負けを面白おかしく速報する意味はあるのか、といつも思う。見事に同じような番組ばかりなので、NHK教育を選んだら、「永山則夫のドキュメンタリー」をやっていて結局それを見ることとなったが、非常に興味深い内容だったので、個人的には見られて良かったという結果オーライであった。

そしてWC決勝である。予想したからというわけではないが、完全にスペイン寄りで見ていた。延長でイニエスタが得点したときは、思わず「よしっ」と呟いた。そして最後のロスタイムは、もう日本戦を見てるような気分になってしまった。それにしてもオランダのキャプテン「ファン ブロンクホルスト」は誰かに似てるとずっと思っていたがやっと分かった、中村憲剛に似ていたのだ。「カイト」はグーニーズの心優しき怪人に似ているし、「ロッベン」は、これは具体的に思い出せないのだが役者でかなり似ているのがいる。系統的にはジダンだが、とちょっと検索してみると出てきた。「トランスポーター」の「ジェイソン.ステイサム」という役者だ。テレビでやっていたのをちらっと見た程度なので名前も知らなかったが、確かにそれだ。「フェルナンド・トーレス」は純朴な田舎の青年のようだし、ワルの田舎顔は「ルーニー」、というよりイングランド勢は「ランパート」にしろ、「ガイ.リーッチー」の映画に出て来てばんばん撃ち殺される登場人物のような顔が多い。その中で「テリー」だけはちょっと学者顔と異質である(でも女好き)。なんと言っても「ケビン・スペイシー」だから。とまあ、今回もいろいろ楽しませてもらいました。
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7月11日 選挙

2010年07月11日 | Weblog



今回の選挙は誰に入れようか迷いに迷っている。これほど決まらないのは初めてのような気がする。嘗ては、自民よりマシという選択肢があったが、今は民主党よりマシというのがはっきりしない。政策としてすぐにできるしやってもらいたいと思っていた議員定数削減というのは、舛添さんが主張していたのだが、確かに言ってることは良いのだが、他の仲間とかを見るとどうしても躊躇せざる得ない。信じきるだけの信頼感がないのだ。それが彼に限らず候補者全てに共通することでもあるから斯様に困っているのだ。民主党も、タレント候補など一切出さないという姿勢を見せたら少しは見直すのだが。政治は数だ、そのためにはタレントに勝る候補者はいないという現実的な選択をしたわけなのだろうが、そういう旧来の小沢一郎的手法は、大衆相手の有効手段としていつまであり続けるのだろうか。あと自民党の宣伝部隊、憑依系若手、小泉、丸川もちょっとどうかと思うし、しかし、こんな状態であるからこそ救世主を、とカリスマ性のある強い候補者を望むようになるのはそれはそれで最悪のシナリオである。

追記:WC優勝予想は、ゲロゲロ少年Yはオランダが1-0で優勝、私はスペインが2-0で優勝と予想した。
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WITHOUT A TRACE

2010年07月10日 | 映画


新城、第6ステージ17位、何のことかというと、すっかりWCで陰に隠れてしまった感のある、現在行われている「ツール・ド・フランス」での唯一の日本選手の成績である(前回は別府と合わせて二人だったが)。今回も密かに注目しているのだが、注目されすぎテレビに出まくるのもどうなのか、というのはサッカー日本代表を見ていて感じること。ここぞとばかり地元で引きずりまわすのも、選手の調整という面から考えても本人のためにならないと思うが、皆んな有名人が好きだからどうしてもこうなってしまう。恩師(或いは身内)に頼まれると断れないのだろう。そしてあっという間に潮は引く。

このところWCで映画は殆ど見てないが、Gyaoの映画ではなくTVシリーズはよく見る。「Without a trace」(失踪者を追え)という、嘗てBSNHKで放映していたシリーズ物だ。当時から結構見ていたが、Gyaoでやってるのを発見してからというもの、再びじっくり見るようになった。日本のドラマと違って、馬鹿っぽさ、嘘っぽさとは無縁の、よく練られたシナリオでテンポも良く、下手な映画よりは遥かに面白い。少なくとも同じGyaoにある映画の9割よりは間違いなくこちらの方が出来がよい。事件を追っていくうちに、現代のアメリカが抱える病巣が浮かび上がってくるという作りは、同じシリーズ物の「ER」にも共通するところだ。「ER」は救急医療の現場、こちらはそれぞれの失踪者にまつわる現場。同じ現場でも「踊る...」とはえらい違いだ。

ただ、このシリーズ物は問題がある。それはネタ切れマンネリ化という事態をさけられないというところだ。それを回避するためにどうするかというと、大体がレギュラーのプライベートな問題を絡めてくるという手法を使う。当然色恋沙汰も含まれる。こうなると、社会派的な側面が薄れ、ドラマは一気にメロドラマ的になる。当然テンポは悪くなる(何故かというとそれらの問題は一気に解決できないから)。となれば、今まで見ていたファンは、そういうものを求めてないので(多くは硬派的なものを求めている)離れていく。そのいい例が「ER」。いつからか、医局内の人間関係の比重があまりに大きくなった。それぞれが抱える個人的な問題も極端で、大分わざとらしさが目立つようになった。とうに止め時だったのだ。このシリーズ物の止め時というのは一番の難しいところなのだろう。「失踪者を追え」も、個人的問題を絡めだしているので、同じ轍を踏みそうな流れはあるが、今のところはまだ大丈夫だ。取り敢えずシリーズ3は充分面白い。
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スモークドサーモンのサンドイッチ

2010年07月09日 | 食べ物



クリームチーズが余っていて、しかもちょっと古い。完全に悪い状態ではないが(この前賞味期限を一ヶ月過ぎたヨーグルトを食べたが、味的にも健康的にも全く問題なかった)、ちょっと臭いがする。それは腐敗臭というものではなく、クリームチーズの古いものによく見受けられる何らかの菌によるものであることは間違いないが、経験的に食べても問題ないのは分かっている。ただ、味的にはクリームチーズのフレッシュさはない。そこで、チーズスプレッドにして食べてしまおうということになった。思いついたのはスモークドサーモンのサンドイッチ。それに塗れば相性もいいだろうと、早速にんにくをちょっと利かせたスプレッドを作った。具となるサーモンだが、これはもう普通のスーパーで売ってるスモークドサーモンの切れっ端でいいということでそれを買ってきて、早速お気に入りのバゲットにスプレッドをたっぷり塗り、サーモンの切れっ端をいれ「スモークドサーモンのサンドイッチ」は無事完成した。

で、味だが、思ったとおりに結構いける。チーズの臭いもあまり気にならなく、多分言わなければ分からないだろうというレベルで、欲をいえば、スプレッドに香草を効かせればということだろうか。バジルかイタリアンパセリ或いはフェンネルあたりで。あとスモークドサーモンだが、そこらのスーパーで普通に売ってるものは殆ど養殖のチリ産だ。値段的には安くかつ間違いなく脂が乗ってるのだが、どうも日本の養殖ハマチと同じで、不自然な脂がちょっと気持ち悪い。まあ、今回に関しては、ちょっと臭うチーズとどっこいどっこいということか。ちょうどカフェのTくんが来たのでお裾分けしたが、多分美味しく食べたのではないかと推測している。
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7月8日

2010年07月08日 | Weblog


今年の初物バジルで、トマトの冷製パスタを食べる。オリーブオイルが最後の一滴だったので、鮮度的に今ひとつであったことを差し引いても、簡単で美味しいパスタであることは変わりない。今年は何回食べることになるだろうか。

というわけで、ドイツはスペインに0-1で負けた。今回は、最後の10分を見ただけなので内容は全くわからないのだが、大方の予想はドイツの勝利であったと思う(蛸予想を除いて)。いずれにしろこれで決勝は、スペインオランダどちらが勝っても初ということになる。興奮熱狂は凄いことになりそうだ。死人がでるんじゃなかろうか。

ここのところ背中に嫌な痛みを感じるので、何か悪いものの症状かと思ったら、庭木の剪定のせいであることに思い至った。主にツツジだが、庭全体がビオトープであればここまでしなくていいのだが、普通の庭は木々の剪定をして形を整えないと単なる荒れた庭になってしまうので大変である。剪定した葉っぱが本当のビオトープに落ち、今度はそれの除去をと、次々とやることが出てくる。ああ、面倒くさい。

庭仕事は愉しむべし byヘッセ  I hope so but

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オニヤンマ

2010年07月06日 | 生き物 自然



今朝、家の前の道路に「オニヤンマ」の轢死体があった。正確には、こんな状態でもまだ息があり微かに足を動かすので、瀕死の状態と言うべきだろう。とは言え、絶対助からないので完全なる轢死体になるのは時間の問題。しかし、このままセンベイ状態になるまで放っとくのもちょっと、と思い脇にどけた。羽の状態を見ると、羽化したてのようで、多分充分に飛翔能力がないところで車に巻き込まれてしまったのだろう。4年ほどの幼虫期間の末やっと成虫になったと思ったらこれだ、世界は厳しいー!
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WCの陰に選挙

2010年07月05日 | Weblog


財政健全化、財源確保のための消費税増税は分かるが、その前に議員定数削減を実施してもらいたい。タレント候補があいも変わらず出てくる参議院は、ほんとうに必要なのかと、その存在意義を考えずにはいられない。取り敢えず存続は良いとして、議員の数は半分で良いだろう。当然代議士の数も半分。これだけでかなりの無駄遣いは減るし、順番として己の痛みを示すのが先という話である。あと、議員年金廃止も。民主党も、この辺をズバリ実行すれば本物と見なされるだろうに。今のままでは、気分で上げ下げの支持率に右往左往するだけの、自民党よりちょっと人の良さそうな頼りないだけの党で終わる。

と、世の中、WCに隠れていたが実は参議院選挙があったのだ。このタイミングというのはどこかの党に有利に働くのか働かないのか、どちらにしろ気分的にはどうでもいいという空気がいつにもまして色濃いような気がする。

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7月4日

2010年07月04日 | 生き物 自然


アルゼンチンがあっけなく負けるという予想は珍しく的中した(6月28日)。しかし、後半戦は殆ど寝てたので内容はよく覚えていない。斯くの如く一日中眠いのだが、夜中の2時頃に目が覚めてしまうのだけは何とかして欲しい。というわけで、その後のパラグアイ対スペインを見ることとなった。スペインの華麗なパス回しは今ひとつ輝かないが、しぶとく勝利しているところは、ひょっとするとひょっとするかも知れないと思わせる。ここでズバリ予想したいところだが、自信がないので止める。

話は変わるが、先日、山方面の用水路に「マメゲンゴロウ」が何匹かいたので、5匹捕まえ滝つぼビオトープに放した。用水路と言っても殆ど止水状態なので、環境的(ゲンゴロウにとっての)には問題ないと思ったのだ。大きさも8ミリ前後といったところだし、水たまりなどにもいるということだし、家の「滝つぼビオトープ」に適応するだろうと考えたのだ。唯一、水温が変化するのだけが気がかりだった。

放した当日は変化なし。これは行けるかと思ったが、その翌日1っ匹が黒くなって浮いていた(元々羽の部分は茶色)。始めは、他の甲虫類が水死したのかと思ったが、どうも「マメゲンゴロウ」の死んで黒化したもののようであった。まあ仕方ない。環境が変わればどうしても避けられない事態だ。これで残り4匹。希望としてはここで繁殖して欲しいということなのだが、4匹ということは、オスメス混ざる可能性は八分の七である。充分だ、と思っていたらその翌日もう一匹がお亡くなりになっていた。これで残り3匹。オスメス混ざる可能性は四分の三。確率的にはまだいけると思える範囲か。これが二匹になったら、二分の一、こうなると補充したくなるが、それ以前に環境的に合ってないのかという根本的な問題が浮上する。暫くは様子見である。
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オランダ対ブラジル.ウルグアイ対ガーナ

2010年07月03日 | サッカー


オランダ対ブラジル、前半が終わった時点では、ブラジルがあとどれくらい追加点を入れるかという状況だったが、結局2対1でオランダの逆転勝ち。オランダの守備は破綻するかと思っていたが、日本相手とは違って気合集中力が一レベル上がるようだ。それにしてもブラジルの楽勝かと思っていたが(殆どの人はそう思ってたのではないか)。特に同点にされてからのブラジルの余裕の無さ、バタバタするのはどこでも同じなのねと改めて認識した。カカーは今ひとつキレがなかったように見えたし。それと、あの一発退場のファールもいただけない。お前は大久保か、と思わず突っ込んでしまった。そんな全体に荒れそうな試合だったが、日本人審判の西村さんはよく試合をコントロールしていたと思う。

で、その後のウルグアイ対ガーナがこれまた凄かった。殆ど寝ながら見てたというか聞いていたが、延長線の後半あと数秒でゲームセットというところでガーナのPK。意図的にウルグアイの選手がゴールになるボールを手で阻止したのだが、ここで一点入れればガーナが2-1で勝利というところなので、一か八かの反則を使って、PKの失敗に賭けたわけだ。そしたら案の定ガーナのギアンは外した(外しそうな雰囲気がした)。ここで終了しPK戦に突入だ。この流れはもうウルグアイだなと多くの人が思ったろうが、結果はその通り。しかも最後のウルグアイのキッカーはフェイントだもの。余裕の差が結果に表れた。同じ延長戦の日本対パラグアイと比べると、試合としては数倍面白かった、が見てる方はもうぐったりである。
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原爆タイプ 最上位

2010年07月02日 | トマソン


これ(本日の写真)も近所にあるものだが、その規模の大きさと特質で「原爆タイプ」としては最上位に位置する物件だ。こうなってからかれこれ20年近く経つのではないか。すでにそれなりの年月を経ているのにこの輝き、流石最上位のことだけはある。特に何が凄いかというと、その長さは勿論のこと、普通は隣の家一軒だけを写すところが、これはそういうレベルを超えて、家並みを写してしまっている。こうなると隣の家の記憶ではなく、最早街、夕焼けに浮かぶシルエット、いろんな家族の夕餉の記憶である、by西岸良平。
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オカナチオ

2010年07月01日 | サッカー


日本代表もPKで敗退。それにしても、急場しのぎの「オカナチオ」がここまではまるとは、岡ちゃん自身も思ってなかったのではないだろうか。戦前の期待値の低さも結果的には良かった。慢心と無縁のチームは、おお化けする可能性があるということなのだろう。一方、俊輔にとっては何とも辛い大会となった。岡ちゃんのコンセプトは、元々俊輔中心で成り立っていたのだから。彼にとっては「君子豹変す」の気分なのかも知れない。最初から選ばれてないのならいいいが、現地まで行ってこれだから尚更だ。そして周りの連中の気遣いがこれまた辛さを倍化させる。高原共々、WCには嫌われたということなのだろう。しかしそれにしても、政党支持率と同じで、WC人気も極端に上がるものである(政党支持率が上がるのと同じメカニズム)。
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