ピカビア通信

アート、食べ物、音楽、映画、写真などについての雑記。

ベーコン

2014年01月13日 | 芸術

 

GYAOの無料映画は全般的にかなりしょぼいのだが、時に、えっこんな映画がと思うものが登場する。そんなもののひとつが今回の「フランシス・ベーコン 出来事と偶然のための媒体」というドキュメンタリー映画。タイトルどおりフランシス.ベーコンを追ったドキュメンタリーだ。

フランシス.ベーコンと言えば、ああ、あの歪んだ人物像のと直ぐ浮かぶ画家である。その特徴はかなり印象的だ。だが、個人的にはそれほど興味はなかったので、ベーコンが何処で生まれどういう生活をしてどんな人間だったのかという情報は一切知らなかった。恋多きゲイだったことも今回始めて知った。そんなことを知った所で作品の価値が変るわけではないのだが、いろんな角度から見られるようになるのはいいことかもしれない(新たな偏見を生む可能性もあるが)。それよりは、作品を製作するときの姿勢など興味深いことはいろいろあった。共通するのは、見る側のステレオタイプ的解釈と作る側の意図との齟齬だろうか。

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ミュージカルについて

2014年01月11日 | Weblog

 

今朝も昨日とほぼ同じマイナス9度台。唯、昼間真冬日で部屋が冷え切ってたせいか寒さが応えた。

「ライオンキング」が何千回だかのロングランというニュースがあったが、個人的に全く無縁なものがこのミュージカルというやつ。映画でもそうだが、未だ嘗て一つも面白いと思ったものがない(と言いたいところだが「オズの魔法使い」だけはちょっと面白いと思った)。当然、舞台のものを見に行くなんて機会は皆無。好きな人は相当好きなようだが、一体どこが良いのか全く分からないのだ、というより嫌いなのである。単純に好き嫌いの嫌いの方なので、理由を一つ一つ挙げても仕様がない。本場のブロードウェイなどの映像を見ると、相当レベルは高いと言うのは分かるが、興味をそそられることは一切ない。世の中、こういう人は結構いそうに思うのだが。

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Gタイプが完成するまで

2014年01月10日 | トマソン

 

今朝は、予報ではマイナス11度だったがマイナス10度弱。それよりは最高気温がマイナス1度という予測。その方がたまらない。暖房費もうなぎ登りと。

以前紹介した、Gタイプ製作中の建物が完成したのでその姿を時間軸に沿って。

まずは覆う。

製作中。

そして現在。正面から。

向かって右。

左。

施主が違うから材料も違う。

 

 

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長靴の季節

2014年01月09日 | Weblog

 

今朝は雪掻きで始まる。気温が高めなのでたまった雪は湿っぽくて重い。結構な重労働だす。足元は、去年買ったコロンビアの長靴で固めるわけだが、こういう作業にはもってこいだ。厚めなので、防寒効果もあり、しかも長いので雪が入り込む危険性も少ない。実際履いてみるとその良さを実感できる。これはいい買い物だった。ネットで靴を買うとサイズが合わない可能性があるのだが、今のところどれも合わないということがない。そういう人はどうしても選択肢が多くお買い得のネットの方に行ってしまう。実際の靴屋で買ったのがいつだったかもう覚えていない。

 

 

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黒沢清 リアル 完全なる首長竜の日

2014年01月07日 | 映画

今朝はマイナス9.4度。寒いおす。

「許されざる者」に続いてまたまた日本映画を見た。黒沢清の「リアル 完全なる首長竜の日」という作品だ。自殺未遂で昏睡状態に陥った人気漫画家の恋人(綾瀬はるか)と、ある装置を使って意識レベルで交信し、その自殺の理由を知ろうとする青年(佐藤健)の話。黒沢清得意のホラー色が全編を覆っているが、怖さを前面に出してるわけではない。仮想現実と現実が入り乱れ、どちらが現実なのかと言う混乱を抱えながらの鑑賞に耐えられればこの映画は楽しめる。よくある、夢オチか?という懸念も上手いこと解消される。つまり話は冒頭の通りにそのまま進むわけではない。

唯、一般の評価を見るとあまり芳しくはない。普通のホラー映画のような分かり易さがないし、テンポはゆったりでどうも退屈するというのが多くの人の受け取り方のようだ。CGもいかにもCGといった安っぽさがあり(多分意図的)、映像的にはテレビのショボイ作品と似ているところがある。この部分はむしろ現実感がなく効果的と思ったが、そのまま安っぽいと受け取られるのも理解できる。例えば車の窓から流れる風景など、大昔の映画の合成と同じでもろ合成と分かるような映像となっている。

個人的には、佐藤健の7分丈のパンツがずっと気になった。何だか短足にしか見えなかったが、これは映画とは全く関係ない。全体では黒沢作品の中では上位に来るとは思わないが、充分に鑑賞に耐えられる作品であると思う。

 

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1月6日

2014年01月06日 | Weblog

 

昨日の最高気温は0.2度で、今朝はマイナス8.2度。いよいよ本格的な厳冬に突入だ。

久しぶりの「ごちそうさん」は、一気に3人の子持ちとなっていた。上男二人で一番下が娘だが、その娘はどうやら父親の遺伝子を受け継いでるようで理科系頭の予感。食べ物には関心がないが、物理には興味がありそうだ。

今年に入ってマンチェスターUはホームで連敗。香川もすっかり得点感覚をなくしたように見える。結構批判もされてるようだし、このまま調子を崩していくとWCにも悪影響。チームに合わないのか本人の調子自体悪いのか何とも言えない状況だ。そんな中大騒ぎの本田のミラン入り。完全に救世主扱い。上手く行けば文字通り神だが、そうでなければ期待が大きい分相当けちょんけちょんだろう。調子がいいと持ち上げて駄目となると貶める、サッカーは本当分かり易い世界である。

 

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許されざる者

2014年01月04日 | 映画

 

今年初の映画は日本映画の「許されざる者」。イーストウッドのあれを北海道開拓民に置き換えた渡辺謙主演の映画だ。ストーリーもほぼ同じ。しかし、誰かが指摘してたが、何故この映画を今撮るのかという素朴な疑問はずっと感じたままだった。北海道の雄大な自然とかロケにも時間をかけていて、全体を通じて丁寧に作っているのはでそれなりに見られるが、それ以上のものを感じることは出来なかった。最果ての女郎の割には顔がきれい過ぎるとか、細部の嘘っぽさはこの映画にとってはマイナスだろうとも思う。それに殺す相手がそこまで悪いか?と言う点であまり感情移入は出来ない。尤もこれは本家でも感じたことだ。この辺りは、ポスト西部劇というこの作品の立ち位置によることかもしれない。単純な正義はない世界、というのが描きたかったということであれば。

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1月3日

2014年01月03日 | Weblog

 

テレビは例によって特番尽くしで、もう何十年も同じようなものをやっていてとうに飽き飽きしているのでそれらは見なく、もっぱらBSで凌いでいるのだが、今回はWC特集で日本代表の過去の試合を全部やっていたので有り難かった。しかしこれは、サッカーに興味ない人にとっては全く魅力のないコンテンツということになる。更にその前日は冬のオリンピック特集と、スポーツに興味のない人にとっては地獄の二日間だったはずだ。民放では駅伝だし、日本人はいつからこんなにスポーツ好きになったのかとサッカーを見ながらふと思うこともある。ここで、スポーツでも見てガス抜きでもしとれ、というある層のしてやったりの姿が浮かばないこともない。スポーツより大事なことはいくらでもある、と常に思ってないととんでもないことになる、くらいには考えていた方がよさそうだ。

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冬の湖畔の風物詩

2014年01月02日 | Weblog

諏訪湖畔の冬の風物詩と言えば、これ。前回のブログでも触れたバズーカ軍団。グル(オオワシ)狙いの望遠レンズ軍団のことだ。彼らは、朝から七八時間(多分)は待機してると思われる。グルがいないときはこんな感じで、

姿が見えると、こんな風になる。

 

肉眼では見えなかったのだが、飛んでることは飛んでるらしいのだ。こちらは仕方ないので、これも冬の風物詩であるヒドリガモを撮る。この鴨が一番警戒心が薄い。

 

 

 

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