理系のための英語文献の探し方・読み方 インターネット時代の検索・読解ガイド, 小坂貴志, 講談社ブルーバックス B-1292, 2000年
・やるべきことをきちんとやっていれば、今更こんな本に手を出すこともないのだが・・・我ながら情けない。
・題名どおりの内容で、卒なくスッキリまとまっているので、これから卒業研究に取りかかろうかという学部生には是非一読してもらいたい本です。
・インターネット検索についての章では多少古臭さを感じるが、現在でも基本は一緒なのであまり気にならない。
・「自分の意見を持つために読む これが英語文献を読む究極の目的です。」p.29
・「専門誌で受動態が多用されるのは、表現に客観性を示すためです。」p.129
・「文章構造が単純なのも論文の特徴です。」p.131
・「論文に出てくる専門用語は、一つや二つではないはずです。完全主義になっていちいち「翻訳」していたら、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。(中略)まずは、論文全体の内容を理解することが先決。それには、専門用語の一つや二つわからなくても、立ち止まる必要はありません。そんなことをしていたら、むしろ大切な論文全体の内容を理解できずに終わってしまいます。」p.152
・「Perhaps、Maybe、Probablyなど自説を謙虚に提示しようとすると、単に自説が不確かなものであるとして受け取られてしまいます。英語ではAbsolutely、Definitely、Certainlyなど、むしろ強調する副詞が好まれます。」p.157
・「せっかく読んだ内容はぜひ整理して、資料として残したり、きちんと頭の中に入れておきたいものです。そのためには、簡単なレポートにまとめるのもひとつの手段です。読んだ内容をどの程度理解したか確認できるだけでなく、将来、きちんとしたレポートや論文を書くための練習にもなるからです。」p.168
簡単なレポート→まさにこのブログ。
・「このあたりでみなさんも、具体的な文献を探し、読み始めてみてはいかがですか。人の話を聞いているのと、実際にやってみるのとでは、理解力に相当の差が出てきます。」
よしゃー!やってみよー!
~~~~~~~~~~
・BOOK OFF(古本屋)にて購入した本書。中に紙切れ一枚はさまっていた。開いてみると本の納品書。購入者の氏名・住所がモロにのってる・・・試しに氏名をググってみると、札幌の某大学の非常勤講師の肩書きを持つ方でした。
【注意】本を売るときはいま一度、中の確認を!
・やるべきことをきちんとやっていれば、今更こんな本に手を出すこともないのだが・・・我ながら情けない。
・題名どおりの内容で、卒なくスッキリまとまっているので、これから卒業研究に取りかかろうかという学部生には是非一読してもらいたい本です。
・インターネット検索についての章では多少古臭さを感じるが、現在でも基本は一緒なのであまり気にならない。
・「自分の意見を持つために読む これが英語文献を読む究極の目的です。」p.29
・「専門誌で受動態が多用されるのは、表現に客観性を示すためです。」p.129
・「文章構造が単純なのも論文の特徴です。」p.131
・「論文に出てくる専門用語は、一つや二つではないはずです。完全主義になっていちいち「翻訳」していたら、時間がいくらあっても足りなくなってしまいます。(中略)まずは、論文全体の内容を理解することが先決。それには、専門用語の一つや二つわからなくても、立ち止まる必要はありません。そんなことをしていたら、むしろ大切な論文全体の内容を理解できずに終わってしまいます。」p.152
・「Perhaps、Maybe、Probablyなど自説を謙虚に提示しようとすると、単に自説が不確かなものであるとして受け取られてしまいます。英語ではAbsolutely、Definitely、Certainlyなど、むしろ強調する副詞が好まれます。」p.157
・「せっかく読んだ内容はぜひ整理して、資料として残したり、きちんと頭の中に入れておきたいものです。そのためには、簡単なレポートにまとめるのもひとつの手段です。読んだ内容をどの程度理解したか確認できるだけでなく、将来、きちんとしたレポートや論文を書くための練習にもなるからです。」p.168
簡単なレポート→まさにこのブログ。
・「このあたりでみなさんも、具体的な文献を探し、読み始めてみてはいかがですか。人の話を聞いているのと、実際にやってみるのとでは、理解力に相当の差が出てきます。」
よしゃー!やってみよー!
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・BOOK OFF(古本屋)にて購入した本書。中に紙切れ一枚はさまっていた。開いてみると本の納品書。購入者の氏名・住所がモロにのってる・・・試しに氏名をググってみると、札幌の某大学の非常勤講師の肩書きを持つ方でした。
【注意】本を売るときはいま一度、中の確認を!