ぴかりんの頭の中味

主に食べ歩きの記録。北海道室蘭市在住。

【演】室蘭工業大学管弦楽団 第7回定期演奏会

2005年12月05日 22時30分03秒 | 演奏記録
室蘭工業大学管弦楽団 第7回定期演奏会
2005.12.3(土)14:30開演, 室蘭市民会館(わにホール), 入場無料
指揮:熊懐正彦[1,2,3,4], 入宇田光子[5,6], 小笠原貴史[7,8,enc.]. パート:1st Violin

1.ボレロ M.ラヴェル
2.イギリス民謡組曲 V.ウィリアムズ
3.バレエ「コッペリア」より前奏曲とマズルカ L.ドリーブ
4.ペールギュント組曲より 朝の気分 山の魔王の宮殿にて E.グリーグ
5.スターウォーズメドレー 同名映画テーマより
6.私のお気に入り ミュージカル「The Sound of Music」より
7.鳥の人 映画「風の谷のナウシカ」よりエンディングテーマ
8.パイレーツ・オブ・カリビアンメドレー 同名映画テーマより
アンコール.戦場のメリークリスマス 同名映画テーマより

・ボレロ:ダモーレやらコールアングレやらサックスやら人も楽器もないのに一体どうするの!?と思ったら、「その部分はカットで」の一言で解決。さすが。この柔軟性は見習うべきところがありますが、ホントにいいのだろうか、これで・・・本番では、クラリネットソロ→練習時と同じミスをして指揮者の「ちがーう!!!」の絶叫口パクとともに沈没。トロンボーン→本番は決めてくれるかとの期待もむなしく沈没。そしてホルンも沈没。ボレロの刻みだけが淡々と鳴りつづける中、「どうすべきだったのか」について自問自答していた。
 対策1.自分たちの演奏レベルをしっかり把握し、選曲から外す
 対策2.ソリストに任せっぱなしにせず、つきっきりで猛特訓
 対策3.常に代奏者がスタンバイし、オちたときは代奏者が続けて吹く
 対策4.オちたときは指揮者の合図でソロの頭に戻る、または次のソロへとぶ
・・・などなど。一度おちると復帰するのが困難なボレロ地獄。ハマッた三名をはじめ、他の団員も考えることは多かったと思われる。
・イギリス民謡:一体どっからこんな曲探してきたのやら。演奏したのは1楽章らしい。未見の残りの部分もおもしろそう。
・コッペリア:強弱づけができれば、なお良かった。
・ペールギュント:苦労の割には報われない感があり、個人的には(弾くのは)キライな部類に入る。「朝」はもっと悲惨になるかと思ったが、そうでもなかった。努力の賜物。
・スターウォーズ:無茶なD.S.のため楽譜改造が必要。本番当日、言っといたのに改造してなかった一年生の楽譜を、自らが改造。なぜオレが・・・
・私のお気に入り:ジョン・コルトレーンによるJazz風編曲版。まさにお気に入り。かっこいいね。これ。
・ナウシカ:フラット3つの調で、5ポジ・7ポジあたりはなかなか音程が厳しい。
・海賊:映画は見てないけど、山あり谷ありの編曲で弾く方も聴く方も楽しめる曲。よくこんなの探してきたね。
・クリスマス:あぁ~!時期的にクリスマスをかけてたのね!!と今ごろ気づいた。
・年々レベルが上がってきていることを肌で感じるこの団体。課題は「上級生と下級生の潤滑な意思疎通」。演奏面についても運営面についても。
  上級生→下級生に聞かれなくても教える
  下級生→わからないことは聞く
コレ基本。
・これまでほとんど自前のメンバーのみで演奏してきたが、今回は新たな試みとして、弦を中心に室蘭市民オケのメンバー5名に手伝いを依頼した。演奏会を終えて、そのうちの1名の感想→「はじめて参加してみて心が洗われるような気分だった」・・・その気持ち、わかります。
・客数96名:明らかに宣伝不足。次回目標300名。
コメント (2)
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