アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

ウォーキング・レッスンも…♪

2015-06-08 09:12:54 | Weblog
バレエのクラスに続いてアンチエイジング・レッスン
マダムスガノが5本指靴下を履いている
いいねぇ。足の指を全部きちんと動かせるというのはいいことよね。
下半身の老化は足の指から、といわれたりもするもの。
一歩を踏み込んだら拇指でしっかり地面を捉えて、そして蹴りだす、その動きがきちんと出来ないとね。
よく健康のため、ダイエットのためにウォーキングをってブームになったりするけれど、それは“正しい歩き方が出来れば”効果がある、ということです。
正しい歩き方が出来ず内股・猫背・膝曲がりの麦踏み歩きでは、ただ疲れるだけで何の効果もない。
ま、多少の有酸素運動にはなってるでしょうけどね。
ついでにいうと、○ーボック社の○ージー○ーンのようなスニーカー、ああいうものも“正しい歩き方”を前提に開発されているので
麦踏み歩きをしている限り効果のほどは期待できないかもよ
それはさておき…。
好い機会だからウォーキング・レッスンしましょう
カカトを付け、拇指の間を握りこぶし1個分空けて立ちます。
右足を少し上げてカカトで前に踏み込みます。
カカトが地面に着くと同時に体重を右足に載せます。
左足の爪先で地面を押し返すように蹴りだして膝を緩め、引き寄せます。
左足の膝をしっかり伸ばしカカトから前に踏み出します。
カカトが地面に着くと同時に体重を左足に載せます。
右足の爪先で地面を押し返すように蹴りだして膝を緩め、引き寄せます。
気を付けなければならない大事なポイントは、
お臍を背中に引きつけるつもりで、腰骨よりもアンダー・バスト(男性は大胸筋)を前に。
踏み出した足の上に体重を移すときは胸から。
土踏まずの上かそれよりも前に体重を載せましょう。
地面を押し返して蹴りだしたとき以外、膝は曲がりません。
カカトから着地します。足の裏全体で踏み込んではいけません。
ゆっくりめのカウントに合わせて歩く練習。
はじめはスタジオの正面の鏡に向かって短い距離を。
慣れてきたら横の鏡に向かって長い距離を。
何度も往復して、体重を移すタイミングや膝を曲げないことなどを確認しながら歩く。
「どお?結構疲れるでしょ」
「ん、ふくらはぎのところが…」
でしょ、でしょ。
正しい歩き方だと、ふくらはぎの筋肉がしっかり伸び縮みの運動をしてるのよ。
それによってふくらはぎの筋肉がポンプの役割をして血流や体液の流れを活発にする。
ということは脚の浮腫みを防止したり軽減したりの効果があるワケね。
もう一つ。
正しい歩き方をするには体幹をしっかり支えることが必要。
つまり正しい歩き方=体幹トレーニングにもなるの
ときどき見かけるもんねぇ…。
後重心で骨盤を前に押し出し、その上猫背で歩いてる人。
上半身がうにょんうにょんと揺れて、まるで“うなぎが立って歩いている”ようです
気を付けましょう

コメント
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