アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

脚が長く…♪

2015-06-24 08:43:41 | Weblog
昨日は第4火曜日。
スタイル・メイク・エクササイズのクラスは後半にウォーキング・レッスン
もちろん前半はいつもの通りストレッチや軽い筋トレもします。
先週トライした上半身を起こして行う腹筋。
身体よりも後ろに肘をついて上半身を斜めに支えます。
あ゛、よいものを見つけましたぁ
野球の硬式ボールほどの大きさのゴムボール
これをトモコさんメグちゃんの腰のところに置いてあげる。
「このボールを潰さないように、仙骨周りを落とさないようにね
「…う…っきぃぃぃ…
はい、お膝を上げて…、いきますよぉ…
伸ばして……引き寄せて……伸ばして……引き寄せて…………
腹直筋で頑張るのはダメですよぉ。
「お腹の真ん中の縦ラインが持ち上がるってことは、腹直筋を使ってるってことだからね。何にもしなければ持ち上がらないでしょ」
「あ゛、そうか、そうですよね。持ち上がるってことは押し出してるのと同じですもんね
うん、そうなの。
それではウォーキング・レッスン。
まずはナチュラル・ウォーク、ゆっくり歩いてみましょう。

あ~、トモコさん、重心の移動が小指側から迂回してるよ。カカトの中心から親指&人差し指に向かってストレートに、ね。
「う~ん、しばらくやってなかったからよくない癖をつけちゃったかなぁ…
あ~、メグちゃん、後に残る脚が内転しがちだねぇ。以前ほどではないけども…。
あのね、カカトを付けて親指の付け根を握りこぶし1個分開けて立つのが基本の立ち方でしょ。
爪先の向き、足の角度は変えずに1歩踏み込むわね。
踏み出した足のカカトが地面に着くのと同時に後の足から重心を移すわけだけど、そのとき、後の足のカカトから地面を離れていくときも、基本の立ち方の角度のままなのよ。
「つまりな、バレエでいえば、ポワン・タンジュ・デリエール・ア・テールからポワン・タンジュ・デリエールに戻るときの動作脚の動きと同じってこと」
「…あ、なぁるほどぉぉ…

んふふふふ~~、ふたりともよくなってきた、いいわねぇ、いい感じよぉ
…って、あ゛ん
どうしたの、メグちゃん
「ん~、いまいち、ここだっていう決まった感じがしないぃ~、ちょっと足りなぁい…
ははん、それはね、重心を移しきったあと次の1歩を踏み出すために後ろに残した足を引き付ける、そのタイミングが遅いのよ。
踏み出すためにはその前の動きが大事なの、引きつけるタイミング。
「… わぁかぁぁぁっったぁぁぁ カウントとカウントの間だ そこで引きつけておかないと…
そうです、そういうことです。
バレエのレッスンのとき、さんざん“裏のカウント”っていわれてるもんねぇ。
良かったね、バレエやってて

おぉぉ、良いじゃないかぁ
脚が長く見えるわよぉ、素敵だわぁ…
「そこだ、カウントの間、間…、引きつけるタイミング…うん…
納得がいったみたいですねぇ。
タイミングを掴みはじめた彼女はそのあと、脚が長く見える美しい歩き方でレッスンを終わったのでした
コメント
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