バー・レッスンでバットマン・タンジュの順番を見本を見せながら説明しているとき、ふと見るとヤスコちゃんが一緒に脚を動かしていた。
おぉ、自分なりに順番の覚え方を工夫してるのね。
いいわよぉ
ロン・ドゥ・ジャンブの最後の部分、5番シュル・レ・ポワントからルティレでポゼ。
アームスはアン・オーに。
… … … … … … … …
あ…、ユリさん…。
あぁ…、そうか…
「まず5番シュル・レ・ポワントしてごらん…」
そのときに、重心が足の小指側に逃げないように気を付けること。
それから、ルティレする脚の内腿を引き上げていく。
「そうしたらね、そこで停止じゃなくて、ルティレの脚、腿を後ろから前に回し続けるイメージで支えるのよ」
骨盤が傾いたり、お膝が前を向いたりしなくなるでしょ。
「…… ……」
おぉぉ…、キレイに立ってられたわねぇぇ。
5秒くらいかな、もっとかな…、いいバランスだったわよぉぉ…
バー・レッスンに続いてポワントのレッスン。
いつもと同じように基本の≪基≫を丁寧に。
そのあと、センター・レッスン
はじめにタン・リエ-ピケ・ルルヴェの練習。
クロワゼ・アン・ナヴァンのときのアームスはクロワゼの高い3番
ドゥ・コテ・アン・ファスのときはクロワゼの低い3番
ではどうぞ
… … … … … … … …
ヤスコちゃん、高い3番のアームスの動きが遅れないようにね。
それでは、デガージェで練習しましょう。
アラベスクとア・ラ・スゴンドに脚を上げる。
高く上げる必要はないから、重心の移動とトルソーを真っ直ぐに支えることを大事にね。
はい、どうぞ
… … … … … … … …
あ、ユリさん、ちょっと惜しい。
ア・ラ・スゴンドに上げた脚のターン・アウトが崩れてる。
2番ドゥミ・プリエをしてごらんなさい。
「お膝が向いているその延長上に脚を上げるようにコントロールするのよ」
重心移動するときに、進行方向側の骨盤に脚を上げる側の骨盤が引っ張られて向きがズレてるの。
それでデガージェする脚がイン転しちゃうのよ。
「…2番プリエの向きのまま膝を伸ばせば…」
そうそう
もう一度どうぞ
… … … … … … … …
はい、けっこうです、よかったわよ、ふたりとも
最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの基本の≪基≫を練習。
… … … … … … … …
あ゛…、これこれ、ふたりともぉ…。
ク・ドゥ・ピエ-プリエのときのク・ドゥ・ピエはドゥヴァン
デヴロッペのあとのシャセはドゥス
毎回前になったり後ろになったりと変化してはいけません。
前でもなく後でもなく中間、ってのは無しよ
それ、もう一度
… … … … … … … …
うん、よろしいでしょう
動きのアクセントを掴めるようになってきたものね
来年も新しいパにいろいろ挑戦していきましょうね
おぉ、自分なりに順番の覚え方を工夫してるのね。
いいわよぉ
ロン・ドゥ・ジャンブの最後の部分、5番シュル・レ・ポワントからルティレでポゼ。
アームスはアン・オーに。
… … … … … … … …
あ…、ユリさん…。
あぁ…、そうか…
「まず5番シュル・レ・ポワントしてごらん…」
そのときに、重心が足の小指側に逃げないように気を付けること。
それから、ルティレする脚の内腿を引き上げていく。
「そうしたらね、そこで停止じゃなくて、ルティレの脚、腿を後ろから前に回し続けるイメージで支えるのよ」
骨盤が傾いたり、お膝が前を向いたりしなくなるでしょ。
「…… ……」
おぉぉ…、キレイに立ってられたわねぇぇ。
5秒くらいかな、もっとかな…、いいバランスだったわよぉぉ…
バー・レッスンに続いてポワントのレッスン。
いつもと同じように基本の≪基≫を丁寧に。
そのあと、センター・レッスン
はじめにタン・リエ-ピケ・ルルヴェの練習。
クロワゼ・アン・ナヴァンのときのアームスはクロワゼの高い3番
ドゥ・コテ・アン・ファスのときはクロワゼの低い3番
ではどうぞ
… … … … … … … …
ヤスコちゃん、高い3番のアームスの動きが遅れないようにね。
それでは、デガージェで練習しましょう。
アラベスクとア・ラ・スゴンドに脚を上げる。
高く上げる必要はないから、重心の移動とトルソーを真っ直ぐに支えることを大事にね。
はい、どうぞ
… … … … … … … …
あ、ユリさん、ちょっと惜しい。
ア・ラ・スゴンドに上げた脚のターン・アウトが崩れてる。
2番ドゥミ・プリエをしてごらんなさい。
「お膝が向いているその延長上に脚を上げるようにコントロールするのよ」
重心移動するときに、進行方向側の骨盤に脚を上げる側の骨盤が引っ張られて向きがズレてるの。
それでデガージェする脚がイン転しちゃうのよ。
「…2番プリエの向きのまま膝を伸ばせば…」
そうそう
もう一度どうぞ
… … … … … … … …
はい、けっこうです、よかったわよ、ふたりとも
最後にデヴロッペ・ア・ラ・スゴンドの基本の≪基≫を練習。
… … … … … … … …
あ゛…、これこれ、ふたりともぉ…。
ク・ドゥ・ピエ-プリエのときのク・ドゥ・ピエはドゥヴァン
デヴロッペのあとのシャセはドゥス
毎回前になったり後ろになったりと変化してはいけません。
前でもなく後でもなく中間、ってのは無しよ
それ、もう一度
… … … … … … … …
うん、よろしいでしょう
動きのアクセントを掴めるようになってきたものね
来年も新しいパにいろいろ挑戦していきましょうね