アンサンブル・ド・ミューズ ニュースレター

レッスンの事、日々の出来事などいろいろと…。

水曜日のグラン・ワルツ、2回目…♪

2020-06-12 10:21:47 | Weblog
センター・レッスン
タン・リエのシンプルなアンシェヌマン、バットマン・タンジュのアンシェヌマン、スートゥニュ・アン・トゥールナンなどの練習をして最後にグラン・ワルツ。
アンシェヌマンは先週と同じです。
順番の確認と大事なポイントのおさらいのためにパーツごとの練習を。
序盤の部分…。
上手奥で左脚アティチュード・ア・テール→左脚にトンベして右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐プリエ→右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→右にトンベ→シャセ→グリッサード→右脚ピケ‐左脚アティチュード・デリエール→左脚にトンベして右脚ク・ドゥ・ピエ・ドゥヴァン‐プリエ→右脚デヴロッペ・ア・ラ・スゴンド‐ルルヴェ→右にトンベ→シャセ→グリッサード→右脚ピケ‐左脚アティチュード・デリエール→
ここで大事なのは、
デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのあとのトンベ→シャセ
シャセの終わりがポワン・タンジュ・ドゥヴァン‐プリエになるように、きちんと重心をコントロールしないと、勢いのままバランスを崩して前に移動してしまいます。
そうするとキチンとグリッサードが出来なくて、無駄に歩数が増えてしまうのです。
慌てずに、カウントを守りましょう。
中盤の部分…。
右脚ピケ‐アラベスク→上手奥に向かってシャセ→左脚ピケ→アティチュード・アン・
トゥールナン→右脚ピケ‐アラベスク→上手奥に向かってシャセ→左脚ピケ→アティチュード・アン・
トゥールナン→

ここで大事なのは、
アティチュード・アン・トゥールナンは“ピケ”
ということ。
もちろん、1歩踏み込んでルルヴェでアン・トゥールナンという動き方もありますよ。
でも今回指定しているのは“ピケ”ですから、ルルヴェは間違いです。
ピケとルルヴェ、異なる動き方ですよ。
終盤の部分…。
パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→パ・ドゥ・ブーレ→4番ドゥミ・プリエ→ピルエット・アン・ドゥオール→大きい4番クロワゼ→右脚ピケ‐アラベスク→オフ・ステージ
では、ひとりずつどうぞ

う~ん、アイさん、アティチュード・アン・トゥールナンはピケよ、ルルヴェじゃありませんよ。

ヒメさん、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドのあとのシャセとグリッサード、きちんとカウントを意識して。
そうだねぇ…、ふたりとも音楽を聴ききれていないんだね。
そのせいで1拍をまるまる使い切れてない。
声にだしても構わないから、自分でカウントを取りながら動いてもいいのよ
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水曜日のプティ・バットゥリー…♪

2020-06-11 09:01:11 | Weblog
水曜日のアンシャンテ原宿バレエ&ダンス
レギュラーメンバーのアイさんヒメさんとレッスン。
プリエからグランバットマンまでのメニューが終わったあと、バーを鏡と並行に置きなおしてプティ・ソテの練習を
まずは1番ポジシオンでルルヴェとロールアップ、タン・ルヴェを練習。
それからシャンジュマンとアントルシャ・カトルの練習。
そして、アントルシャ・ロワイヤルとアントルシャ・カトルの組み合わせを。
右脚前5番→アントルシャ・ロワイヤル→ロワイヤル→ロワイヤル→アントルシャ・カトル→ロワイヤル→ロワイヤル→ロワイヤル→アントルシャ・カトル→…………
と見本をみせて、
「ね…っ
「あ、あのぉ…、違いがよく分からなかったんですけど…
え゛…
あぁ、はいはい…
右脚前5番から始めた場合、
アントルシャ・カトルは、軽く開いた脚を5番ポジシオンの後ろ側に引き付けてから改めて5番ポジシオンの前に戻して着地します
ントルシャ・ロワイヤルは、軽く開いた脚を5番ポジシオンのに引き付けてから改めて5番ポジシオンの後ろに移して着地します
「前が先…」
そうそう。
「アントルシャ・ロワイヤル、つまり“王様のアントルシャ”っていうのはルイ14世陛下がよくやっていたから。ま、ありていに言えば“シャンジュマン・バチュー”ってことよね
じゃ、音楽でどうぞ

あ゛~っ、アイさん…っ、最後の1セットが惜しかったねぇぇぇ…
「かははは…、慌ててしまいました…
でね、カトルっていうのはよね。
前側の脚は“後ろ→前”、後ろ側の脚は“前→後ろ”とそれぞれ2回動くでしょ…、つまり2+2=4でカトル。
「なるほど
ってことはよ、カトルがあるってことはよ、トロワつまりもあるわけよね、当然
「言うと思った…
「…?…?…」
右脚前5番→トロワ→タン・ルヴェ→トロワ→タン・ルヴェ→…………
と見本を見せて
「ね…っ
「あ゛~、後ろに下ろすハズの脚をク・ドゥ・ピエにして下ろさないから2じゃなくて1、2+1で3てこと…
そうです、そういうことです
ではどうぞ

はぁい、結構です、よく出来ましたぁ
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葭簀…♪

2020-06-09 09:14:26 | Weblog
今年もようやく窓の外に簾を吊りました。
コロナ感染症の影響下ゆえか、例年よりもスーパーへの入荷が遅かったような気もします。
ゴールデンウィークの頃から、もう燦燦と陽が入る。
そして次第に陽光は力強さを増してくる。
うぇぇぇ~、暑い…
って日も多くなってきました。
決して高価なものではない、安価な葭簀ですけど、あるとないでは大違い。
カン!カン!ビシッ っと入ってくる陽光に、なんだか攻撃されているような印象だったのが、それが柔らかくなる。
木漏れ日に近い感じ。
陽光の加減だけで、気持ちの負担が軽くなるような気がしますね
実際の気温が変わるわけじゃないんでしょうけど、心なしか涼しいような。
簾を通して入ってくる風はふんわりしているような優しい感じです
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芽が…♪

2020-06-08 10:19:39 | Weblog
出たぁぁぁぁ…
水に浸けておいたアボカドからにょん と、

               

芽が出ました
待ってましたぁ、ずいぶん時間がかかったなぁ…。
これから土に植え替えて、観葉植物として可愛がって育てます
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怒りの色…♪

2020-06-07 10:08:37 | Weblog
レッスンの前にヨウさんとも話したんだけど、以前のように気軽に外出はできない、したくない状況ですよね。
どこぞに新しいショップがオープンするというニュースをキャッチしても、わぁ~いって出かける気にはならない、東京アラートも出ているし。
あの東京アラートの赤い色、レインボーブリッジや都庁などが赤くライトアップされてるのをTVで見るけど、あの赤い色。
あれを目にして感じるのは“怒り”だね。
まだまだ油断はできませんよ、気を付けましょうっていう注意喚起ではなくて、単純に怒りを感じる。
何を、何に、怒ってるのかわかりやすいといえばそうだけど。
東京アラートが出てるけど、ま、いっかぁ~、って思うようじゃダメなんだって。
さっきTVで『ワイドナショー』を観てたんだけど、松本人志氏が言ってました。
東京アラートの赤い色を見て、気をつけなきゃいけない、褌を締めなおさなきゃ、って思う人はもともと褌を緩めてないのよね。問題なのは、緩めるどころか褌を締めてない人をどうするかってことで…
上手い表現するなぁ、さすがだなぁと思いました。
怒りの赤い色よね
昨日、ふと思い立って塗り絵をしてみました。
自粛生活を始めた当初は、閉塞感に捕らわれて細かいところまで色を塗り込む気になれず、以来放置していた塗り絵。
昨日は時間を忘れるくらい楽しく、細かぁ~いところまで彩色が出来ました。
閉塞感が解消されたというよりも、自分なりの過ごし方に納得がいったのだろうと思います。
やはり大きいのはレッスンを再開できたことだと思っています
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ハンディファン…♪

2020-06-06 11:26:44 | Weblog
アンサンブル・ド・ミューズのバレエクラスもやっと昨日から再開しました。
何度考えても、2か月のお休みは本当に長かった
2か月ぶりに会ったヨウさんともおしゃべりに花が咲きました。
在宅ワークを始めた当初はなかなかペースが掴めなかったりして、“ヤだな”と思ったこともあったそうですが、今では逆に
まだ安直に外出はしたくない
という気分になっているそうです。
そうね、それは私も同感です。
これまでは原宿のクラスからの帰りにちょっと足を延ばしてウィンドウショッピングなんてしょっちゅうでしたけど、いまはともあれ直帰ですもの。
でもそれくらい気を付けてちょうどいいわよね、と頷きあったのでした。
そしてもう一つの話題がマスクしてると“暑い”ってこと。
とくに布製ではないポリウレタンの洗えるマスクだと、汗がたまっちゃいますよね。
それで、ハンディファンを購入しました

               

昨日、レッスンが始まる前に自由が丘の雑貨店で。
去年は電車のなかで使っている人を見て悪くないゾと思ったけど、買わずに済ませたんです。
でも今年はね、マスクしてますからね。
乾電池で動きますが、USBケーブルも付いています。
レッスンに出かけるときにバッグに入れて持ち歩くので、ちょっと小振りなのにしました。
去年以上にいろんなタイプのが出てますよね。
PCのディスプレイの縁や手鏡の縁にクリップで挟んで留めて使うタイプとか。
手のひらサイズの小型のものとか。
ま、使い方を誤ると逆に熱中症の危険度が増すそうですから気をつけなくちゃ
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グラン・ジャンプを跳ばなくても…♪

2020-06-05 10:17:18 | Weblog
音量を低~くしてバーレッスンしたあと、やはり低~い音量のままセンターレッスン。
まずはタン・リエとプロムナードのシンプルなアンシェヌマン。
右脚前5番クロワゼ→ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚にタン・リエ→左脚ドゥミ・アティチュード・デリエール→右方向にプロムナード・アン・ドゥオール→右脚前5番クロワゼ→ドゥミ・プリエ→右脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→右脚にタン・リエ→左脚ドゥミ・アティチュード・デリエール→右方向にプロムナード・アン・ドゥオールを下手前まで1回転と4分の1→左脚をルティレまで引き上げ→左脚前5番クロワゼ⇒ドゥミ・プリエ→左脚ポワン・タンジュ・ドゥヴァン→…………
アームスは
クロワゼ・ポワン・タンジュ・ドゥヴァンのときにアン・ナヴァン
タン・リエしてクロワゼ・ポワン・タンジュ・デリエールで高い3番クロワゼ
では、どうぞ


はっはぁ~…、やはり2か月ぶりってことでコントロールがちょいと乱れてるね。
ふたりとも、プロムナードは
内腿から、つまりカカトから動かす
ですよ。
軸脚をコントロールしないままトルソーを動かしてしまうと、脚のターン・アウトが崩れてしまうでしょ。
それとね、プロムナードは膝が緩むとトントンガクガクしちゃうからね、膝をきちんと伸ばして引き上げておきましょう
はい、もう一度


う~ん…、ま、まぁ、2か月ぶりってことで、ちょっとだけ大目に見よう
バットマン・タンジュのアンシェヌマン、タン・ルヴェ、グリッサード・アン・トゥールナンなどを練習して、最後に…。
「このくらい小さ~~~いヴォリュームの音楽だと、グラン・アレグロをどどぉんと跳ぶ気にはなれないでしょ
「はは、まぁ…
それでもね、デヴロッペ・ア・ラ・スゴンドやアティチュード・アン・トゥールナンなどを組み合わせて、グラン・ワルツの練習はできるんだよん
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レッスン再開…♪

2020-06-04 08:57:24 | Weblog
昨日、アンシャンテ原宿バレエ&ダンスの水曜日クラスもレッスンを再開しました
2か月に喃々とする自粛期間は本当に長かったですものね。
久しぶりに会ったアイさんヒメさんもなんだかキラキラしているように見えました。
バーレッスンは左手バーの右側に動きから始めますけれど、バーの両サイドに一人ずつ、そしてお互いに背中を向けあうように位置取りしてレッスン開始です。
ちょっと面白かったのはね、レッスン曲の音量を極力小さくしたこと。
密閉を避けるために全部の窓を開けると音が周辺に聞こえてしまいますから、なるべくご近所迷惑にならないようにと配慮してヴォリュームを小さく小さく。
リズムがわかりやすいようにと指パッチンしてあげるのはこれまでと同じですが、パッチンのヴォリュームも“カン カン ”と響かないように抑えて抑えて
2か月ぶりですからね、まずは身体馴らし足慣らしということで、シンプルなアンシェヌマンでレッスン。
毎週レッスンしながら少しずつ季節の変化を感じてきたのではなく、しばらくレッスン出来ないままいきなり気温が高くなってからの再開ですから、二人ともバットマン・デガージェのあたりで汗びっしょりでした。
来週からは少しヴォリュームアップしましょうか
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タッチペン…♪

2020-06-02 11:17:19 | Weblog
すでに活用している人は多いだろうなと思うんですが、タッチペンを買いました。
きっかけはね、銀行のATMで操作をするときに指を曲げて関節のところでタッチパネルに触るのが面倒だなって思ったこと。
ATMだけじゃなく、電車のチャージとか、エレヴェーターの階数ボタンとか、押すものって色々あるなって改めて思った。
ここ2か月ほどは自粛で自宅にいて、そういったタッチパネルに触れることってどちらかというと少なかった。
でも自粛要請もステップ2に緩和されてこれからはレッスンに出かけるようになる、となるとタッチパネルやいろいろなボタンに触ることも増える。
その都度ビニール手袋を着けるわけにもいかないし、タッチパネル面やボタンを勝手に消毒するワケにもいかない。
指の関節ってのもなんだか感じ悪い。
とあれこれ考えてて、あ、そうだタッチペンを使えばいいじゃない、と気が付いた。
世間ではそんなこととっくに気がついて活用してるだろうから、さて、残ってるかな、と100均に行ってみた。
あった、あった、ありましたぁ
なかなか持ちやすいサイズです。
仕事用バッグのポケットにいれておけば、スグに取り出せる
携帯用のアルコール消毒液も準備したし、神経質になることはないが自衛と考えて気を付けよう
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『人情噺文七元結』…♪

2020-06-01 09:50:16 | Weblog
昨晩はNHKで歌舞伎『人情噺文七元結』を楽しみました。
今年2月に歌舞伎座で上演されたものだそうです。
配役は、
左官長兵衛:尾上菊五郎
長兵衛女房おかね:中村雀右衛門
長兵衛娘お久:中村莟玉
吉原角海老女将お駒:中村時蔵
角海老手代藤助:市川団蔵
和泉屋手代文七:中村梅枝
和泉屋主人清兵衛:市川左団次
鳶頭伊兵衛:中村梅玉
腕のいい左官ではあるが、呑むと打つとを止められない長兵衛。
夜帰宅すると娘のお久が朝からいなくなったと女房のおかねが騒ぐは、怒るは。
吉原の角海老から迎えが来て、行ってみると…。
長火鉢の向こうに座った女将のお駒、タンスの陰で小さくなっているお久。
お駒が語るところによれば、
おとっつぁんの呑む打つで家にはお金がなく年を越せない、だから自分が身を売ってお金をこしらえようと思ってきた
と言ったという。
お駒に促されて父の傍に寄ったお久の口説き。
私の身の代で年を越して、おっかさんと二人仲良く暮らしてくださんせ
これには長兵衛もぐっとくるものがあって…。
お駒の厚意と温情により、50両の金子を用立ててもらいます。
さてその帰り道、掛け取りの50両を掏られたからお店への申し訳に大川に身を投げようとしている文七と出会います。
娘の身の代の大事な50両ではありますが、長兵衛は文七を助けるためにその金子を渡してしまうのです。
翌朝、大家まで巻き込んでの夫婦喧嘩をしているところに和泉屋主従が訪れます。
50両を掏られたと思ったのは文七の勘違いだ、と。
さらに長兵衛の心意気に感じた和泉屋主人が、角海老からお久を受けだして連れ帰って来ました。
そのうえ、文七クンとお久チャンの縁談までその場で整ってしまうという…
菊五郎丈の容子の佳さ、口跡の良さ、芝居巧者は相変わらずです
ただ、昨日驚いたのはお久役を務めた中村莟玉丈。
角海老のシーンでは顔も塗らずにすっぴんらしく、タンスの陰でシクシクないているところなんざぁ、まぁホントに14歳の貧家の娘に見えた
声も口跡もいい。
こぉれは大変な若手女形が現れたんじゃんない って思いました。
菊五郎丈だけでなく、時蔵丈も相変わらずいい女っぷりで
『人情噺文七元結』、楽しいお芝居でした
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