人力でGO

経済の最新情勢から、世界の裏側、そして大人の為のアニメ紹介まで、体当たりで挑むエンタテーメント・ブログ。

走って行けるかな②・・・自転車で安房鴨川

2012-08-06 18:26:00 | 自転車/マラソン
 



■ ルートラボなる便利なサイトを発見 ■

「ルートラボ」という便利なサイトを発見。

地図をトレースすると、距離と標高が自動表示されます。
これは、長距離のジョギングや自転車の記録に便利。

早速、先日の安房鴨川のサイクリングコースを入力してみました。

距離、108Km
最大標高 317m

高低差のグラフも表示されます。
これは嬉しい。

■ 小雨の房総山越えコース ■

養老渓谷を超えて安房鴨川に至るルートは、
このブログを始めるきっかけになった思い出のルートです。

ある程度の距離と、ある程度の標高差、
そして、山道と海沿いの景観が楽しめる
私のお気に入りのルートです。

ガッツがある時は、館山まで足を伸ばせますし、
鴨川近辺の観光を楽しむ事も出来ます。

懐かしい、「人力でGO」の初回記事を紹介しておきます。

房総縦断・自転車の旅
房総縦断・自転車の旅ー2
房総縦断・自転車の旅ー3
房総縦断・自転車の旅ー4



浦安スタートなので、以前より10Km程遠くなりました。
最近自転車に乗っていないので、本日は足を温存。
浦安から70km、平均速度、24.5km/h、走行時間は2時間53分。









養老渓谷の駅の中は、いつもながらローカル線色全開!!



養老渓谷駅からは寄り道せずに、一気に麻綿原高原を登ります。
途中、雨が結構降ってきましたが、
夏のサイクリングとしては、雨の方が涼しくて快適。
ただ、クロモリの自転車はサビそうで恐いけど・・。

麻綿原高原の手前は、劇坂が続きます。
以前は足を着かずに登り切りましたが、
もう年なので・・・3回は足を着いてしまいました・・・。

麻綿原高原で、いすみ市から、鴨川市に入ります。

■ 麻綿原高原のアジサイは既に色あせていました ■





麻綿原高原は5万本のアジサイが咲き乱れる名所ですが、
見ごろは7月上旬。
8月に入ると、アジサイも色あせて所々、茶色く変色しています。

以前7月に来た時にはアジサイは見ごろで、
ヒメハルゼミという珍しいセミの大合唱が聞けました。

山全体のセミが一斉に鳴き始めて、
一斉に泣き止むという珍しい習性を持ったセミです。

ところで、麻綿原や清澄山周辺は山ヒルが大発生しています。
ちょっと、山道い入ると、ヒルが足首から這い登って来ます。
防虫スプレーで防げる様ですが、
あまり気持の良いものでは無いようです。

上の様な看板も、恐怖を煽ります。

■ 下り坂は慎重運転 ■



晴れていれば、内浦県民の森を抜けて天津小湊に下りるルートが
下り坂を攻められて楽しいのですが、本日は生憎の雨。

どうせスピードを出せないのならばと、
普段は使わない、安房天津に下りる道を下ってみます。
こちらは、道幅も狭く、コーナーもきついので、
スピードは出し難い道です。

本日は路面が濡れているので、
後輪のスリップに注意を払いながら、
慎重に下って行きます。

途中、この劇坂を自転車で登ってくる外人とすれ違いました。
ここの登りは、箱根よりもキツクなイカ?



下ってゆく内に、山間に田んぼが広がります。
猪と鹿除けの電撃ネットが、
山間部での農業の厳しさを垣間見せます。

■ 雨の外房の海は波高し ■





鈍色に曇った外房の海は、波がやや高めです。
きっと台風の影響なのでしょう。



途中、夏祭の村落を越えてゆきます。
この時期の房総は、どこかで、お祭りが開かれています。

房総の祭りと言えば、
西島秀俊が主演した『帰郷』という映画を思い出します。
あの映画の舞台は、館山周辺ですが、
お盆のシーズンの外房の風情が一杯詰まった名作です。

■ 太海は絶対お勧め ■



今回の目的は鴨川の「聖地巡礼」ですから、
鴨川に着いた時点で、サイクリングは終了。

ビンディングペダルの効果か、
レイノルズ853の威力かは分かりませんが、
足は十分に館山を目指せるくらい残っていいます。

お昼を食べる為に、鴨川から一駅先に「太海」を目指します。
こじんまりした入り江に、昔ながらの房総の漁村の佇まいが残っています。

小さな砂浜もあるので、海水浴も出来ます。
周辺は小さなホテルや旅館、民宿やペンションなどもあり、
一泊するならば、鴨川よりも太海がお勧めです。





村落全体が、岩の斜面に取り付いている感じで、
ほとんど傾斜地に住居が建っています。
ちょっとし階段の上にあるのは小さな祠。






ここには、二右衛門島という個人所有の島があります。
岸からはそう遠くないのですが、橋が架かっていないので、
渡し船で行き来します。

この島は、源頼朝をかくまった地元の豪族が、
頼朝から賜った島だそうです。

現在は海の家もあり、入り江で泳ぐ事も出来ます。
ただ、岩場の入り江は急に深くなるので、
海水浴としては上級者向けでしょうか。

浅い入り江では子供達が泳いだり、
ヤドカリを取ったり出来ます。



太海にいらしたら是非足を運んでいただきたいのが
「画家の宿」として有名な「江澤館」。
古い、木造3階建ての旅館です。

太海の波太海岸は、浅井忠によって見出され
日本絵画の原風景として、その後多くの画家達が訪れたようです。
「画家の宿 江澤館」はそんな画家達が定宿にしていたようで、
安井曽太郎はセザンヌの様な手前に松を配した絵を残しています。

「江澤館」の大広間には、ここを訪れた画家達の画が
壁一面に飾られています。

太海にはフラワーセンターという昭和に作られた観光施設もあります。
南国情緒のある花々が楽しめ、さらに海釣りの生け簀があたりもします。
昭和の気分を味わう観光地としては、穴場かも知れません。

フラワーセンタ下の入り江は、潮が引けば、磯遊びが楽しめます。









本日は、安房鴨川「聖地巡礼」の、「自転車の部」をお送りしました

「浅草」というテーマパーク・・・今、浅草が面白い

2012-08-06 09:25:00 | トレッキング/旅行
 



■ 暑さに耐えかねて涼しい所へ ■

日曜日は娘の部活も久しぶりに休みで、
朝から娘もダラダラしていました。

「海にでも行こうか?」と言っても
「イイ。水着無いし」

「水着買ってあげようか?」
「イイ、似合わないから」

そんな娘を放って、ネットなど眺めていたら、
さすがに室内の暑さに耐えかねた様です。(クーラー無いので・・・)

「お父さん、どこか涼しい所連れてって?」と言う。
「涼しい所って、ミスド?コーヒーお代わり自由で2時間ってどう?」
「そういうのじゃ無くて、もっと夏休みっぽい所」
「だって、朝誘ったらヤダって言ったじゃん?」
「でも、家ん中、暑過ぎ。」
「じゃあ、プラネタリウムにでも行こうか?」
「プラネタリウムって涼しいかな?」
「そりゃ、もう、バッチリ」

という事で、娘と二人、池袋を目指します。

■ 浅草は暑いゼ!! ■

ところが、習慣とは恐ろしいもので、
東西線を大手町で降りる所、一つ手前の日本橋で降りてしまいました。

「無計画な人生」をモットーとする私は、
人生の岐路の選択を間違えた場合、
後戻りをすることを好みません。

電車を乗り間違えたら、当然計画を変更します。
銀座線で行ける所は・・・・「浅草」だ!!

と言う訳で、父娘でプラネタリウムという、
少しロマンティックな計画は、
父娘で浅草観光というちょっと微妙な展開へ。

「エー、反対側に行けば渋谷じゃん!!」と言う娘に、
「浅草は昔は渋谷以上のオシャレな街だったんだ」と強引に説得します。

最近、改装して綺麗になった銀座線浅草駅を一歩出ると、
真夏のカンカンの日差しに、浅草の街は白っぽくハレーションしています。
それでも、結構な観光客が雷門で記念撮影をしています。

普通は、仲見世通りを浅草寺の境内に進むのですが、
父の実家が観音様の裏にあるので、
浅草寺は子供の頃から見慣れています。

とりあえず、お昼を食べていないので、
何か美味しいものを食べようと、
雷門を入った所を、すぐ左の路地に折れます。
細い路地は、日影になるので、風が通れば人混みよりは幾分涼しい。



路地に入って直ぐの所のお好み焼き屋さんに
こんな張り紙を発見。
「110cm以下のお子様、ご遠慮下さい」って、
ここはディズニーのスペースマウンテンですか?




その先に「浅草シルクプリン」なる店を発見。
昨日の輪行でカロリーを消費しているので、
体が糖分に反応してしまいました。

1個330円のプリンが高いか安いかは別として、
舌先でスルリとトロケルその食感には満足です。

■ 危うく「夏雪ランデブー」の聖地巡礼をする所だった ■

特に目的がある訳で無いので、
そのまま寿司屋通りの方に向かいます。

途中洋食屋の「ぱいち」でシチューでもと思いましたが、
娘が「暑いのにシチューはイヤ」と言うので、
「じゃあ、「ヨシカミ」でカツサンドにしようか」などと言いながら、
ROXの前を、「ひさご通り」の方に向かいます。

途中、「お父さん、何で馬の写真が飾ってあるの」と聞かれ、
「ここは、場外競馬場なんだよ」と教えます。
「エ!!この中で馬が走ってるの?!」と驚く娘に
「馬の背中に人生を乗っけた大人が、沢山詰まっているよ」とは、さすがに言えず、
「ここは、大きなモニターで競馬場の中継が見れて、馬券が買える所だよ」と、
当たりさわりの無い、返答をしておきます。

JRAの場外馬券の前には、任侠映画のシアターが。
娘はこれも珍しいらしく、
「ヘー、古い映画を上映しているんだね・・・」
と、その横は、今は全滅状態のポルノ映画館。
黙り込んだ娘に、
「ここは、ポルノ映画館。」と一応説明します。
娘、無言。



「ひさご通り」の入り口を右手に曲がると、
「花やしき」の入り口が表れます。
「花やしき」は夏目漱石の「吾輩は猫である」にも登場する由緒ある遊園地。

先日、アニメ「夏雪ランデブー」で主人公達がデートしたスポットです。
これは、昨日に続き、又もや「聖地巡礼」か・・・。

入場料は、乗り放題だと中学生以上2200円。
うーん、その昔、入場無料だった時代を知ってるだけに、
「花やしき」に親子で4400円は微妙だ・・・。
だいたい、ここって、カップルなシャレで来る所だよな・・・。

「エー、何、この遊園地、ちっちゃぁ!」
「マジ、このジェットコースター落ちそうなんですけど!!」
「エー、この海賊船、だぁっさぁー!!」
「マジ、このお化け屋敷、怖くないワ!!」

てな具合に、乗り物全てに「突っ込み」を入れながら楽しむスポットです。
私達は子供の頃、従妹たちと、お化け屋敷を出てくるカップルを観るのが楽しみでした。
完全に白けた表情の彼女を見て、「あれ、きっと別れちゃうよ」なんて言い合ってました。

当時は釣堀なんかもあって、
何故か「ライギョ」なんて巨大魚が悠々と泳いでいました。

そんな、東京のデットスポット(デート・スポットでな無いですよ)の「花やしき」
現在では、多くの子供達の歓声が溢れていました。
乗り物も、大分増えたようです。

入り口からちょっと覗いて、本日は暑いのでパスします。

■ 「江戸下町伝統工芸館」は必見 ■

「花やしき」のすぐ近くにある「ひさご通り」には、
牛鍋で有名な「米久」と、祭り装束の「あだちや」があります。
祭り装束と言えば「あだちや」か「みょうがや」。

娘の祭りのシャツでも見てみようかと、覗いてみます。
と言っても、浦安の祭りは4年後。
まだ、何か買うには早過ぎます。

「あだちや」の手前には「下町民芸館」があります。









下町の職人芸が冴える、工芸品の数々が展示されています。
何よりもお勧めなには、ここは空いていて、涼しい。

ひとしきり娘と涼んだ後に、工芸館を後にします。

■ ホッピー通りにクールな店を発見 ■

お腹も空いたので、「ヨシカミ」でカツサンドでも食べようかと、
ホッピー通りを進んで行くと、こんな屋台を発見。



一見、盆栽屋かと見まかいましたが、しっかり焼酎などを売っています。

そして、その少し先で、とても興味深い店を発見。





何と、当世のデザイナー達がデザインした
浅草をモチーフにした商品を売っている土産物屋です。
「浅草なつの」というのが、店の名前です。

雷門の提灯のお化けのパンキッシュな絵柄が超クールで、
思わず娘にTシャツを買ってしまいました。
結構、いいお値段で、3000円とちょっとですが、
この他にも、アメリカのスラッシャーが好きそうな髑髏のTシャツなど、
ちょっと他では見られないデザインの商品が沢山あります。
裏原のショップが、浅草に進出した様な感じ。

上の写真のポストカードは、「ツバキアンナ」さんという
当代の女浮世絵師として人気の作家の作品の様です。
ネットから画像を拾てみました。



このパンキッシュな浮世絵って、
江戸っ子の粋を見事に表現していますよね。

元禄文化や江戸文化は平和な時代の仇花、
抵抗を許されない庶民の、エネルギーの噴出だったのでは無いでしょうか?
だから、江戸文化とパンックは相性が良い。

これは、古典柄をたたTシャツにあしらった様な
昨今のチープなブームとは一線を画します。
明らかにエッジが立っていて、クールです。

以前、宮田雅之が切り絵で展開していた世界を、
もっとポップで攻撃的にアレンジした感じです。

私の予感としては、このジャパニーズ・パンクファッションは来ますね。
原宿あたりの、感度の良い子達は既に気づいているハズ。

■ ホッピー通りでモツ煮で一杯 ■

ヨシカミを探していましたが、何処だか分からなくなってしまいました。
昔、たまにオヤジが連れて行ってくれたオボロゲな記憶なので・・・。
あそこの、カツサンドは本当に美味しいんだけど・・・。

仕方が無いので、ホッピー通りでモツ煮込みを肴に一杯。





しかし、最近のホッピー通りって若い方が多いですね。
昔は場外馬券帰りのオヤジの巣窟だったのに、
オシャレなカップルや、若いご夫婦が沢山いらっしゃいます。

普段はモツなど決して食べない娘も、
雰囲気に流されて、
「モッツって美味しいね」などと言って、
汁まで飲んでいます。

何だか、露天で飲み食いしていると、
海の家に行った気分で、
暑さも雰囲気を盛り上げるのに、一役買っている感じ。

■ ふんわりトロケル、かき氷 ■



デザートは伝法院通りの入り口にある、小さな喫茶店でかき氷。
これが、口の中でフワーーと溶けてしまって最高の食感。
結構大盛りなのに、お腹が冷えすぎる事も無く、
ペロリと平らげてしまった。

お会計の時、店主の方が秘密を教えてくれました。

「氷が違うんだよ。
 千葉で作っている氷を使っているんだけど、
 3日掛けて作る氷だから、柔らかいんだよ。
 手に持ってみて、溶けて指がスーーと入ってくでしょ」

そう言って、削り残りの氷を一片、手に持たせてくれました。



外は暑いので、しばらく氷で涼を取ながら歩きます。

■ お約束の観音様 ■

伝法院通りを仲見世まで来たら、
後はお約束の観音様。



それにしても、最近、若い人の浴衣姿を良く見かけます。
こちらのグループは外人さんが喜んで写真を撮っています。



こちらは、いい感じのご夫婦二人連れ。
揃いの浴衣です。
バックなどの小物を和装で揃えない方が、
むしろカジュアルで今風に着こなせる感じ。







線香の煙を娘の頭によーく擦り込んで、
娘は煙を、よーく自分の顔に擦り込んで、
観音様の本堂にお参りしてから、
境内を後にします。

■ 新しい浅草 ■







仲見世の裏の通りを途中で左に折れて、
隅田川沿いに出ます。

ここからは、スカイツリーが見上げる程の大きさに見えます。
アサヒビールのフィリップ・スタルクデザインのビルと並ぶと、
新しい浅草の風景を作り出しています。

吾妻橋も真っ赤に塗装され、江戸の心意気を感じます。

■ 浅草はテーマパークとして復活した ■

浅草は日本で一番古い繁華街です。

浅草寺の門前街として栄え、
文明開化の頃には、様々な新しい物は浅草から登場しました。

1885年に「花やしき」が出来、
1890年には凌雲閣(十二階)が出来ます。
1903年に日本で最初の活動写真の常設館が六区に出来ます。(電気館)

こうした浅草の繁華街としての賑わいは、
戦後、新宿や渋谷が賑わうのとは対照的に失われて行きます。

今から20年前頃は、祭りの日以外は老人と外国人観光客と、
場外馬券売り場に来るオッサンしか居ない街になっていました。

1980年頃から浅草再興の動きが出始めます。

「はな屋敷」は一時、ジェットコースターメーカの
東洋娯楽機㈱(トーゴ㈱)の社長夫人が経営していました。

トーゴはバブル期のテーマパーク・ブームで売り上げを大幅に伸ばし、
社長夫人も、常盤会なる婦人団体を率いて、
六区周辺の浅草の再興に尽力します。

古い映画館街だった六区は、浅草ROXを中心に、
健全な街に生まれ変わりつつあります。

一方、トーゴは2004年に経営破たんして、
「花やしき」の経営はバンダイの子会社に引き継がれています。

そんな地道な地域再興の動きが一気に結実したのは、
ここ5年くらいの間では無いでしょうか?

一つには、古い店が代替わりして、
若者を集客できる店が増えてきた事が挙げられます。

TVの情報番組で紹介されるような
メロンパン屋や、プリン屋も出来てきました。

そうして、若者が浅草に足を踏み入れてみると、
誰とも無く、この街の意外な面白さに気づき始めます。

折からの不景気で、若者が内向きになった結果、
日本の伝統を評価し始めた事も原因の一つですが、
何よりも、今の若者の目には、
浅草や日本の伝統が、外人同様にクールジャパンとして映るのだと思います。


浅草は一生懸命変わろうとして来ましたが、
若者は観音様に賽銭して、
お土産やを覗いた後に、
ホッピー通りで手軽に一杯という
従来の浅草を楽しみ始めています。

街を人力車が駆け、
天秤棒を担いでチョンマゲのカツラを被った物売りが
観光客とコミニュケートする姿は
どこぞのテーマパークそのものの姿です。

でも、この街は、企画されて作られたテーマパークに無い、
江戸時代から連綿と繋がる歴史が息づいています。
ちょっとした定食屋が創業100年だったりします。

浅草寺と江戸情緒と下町という揺るぎないテーマが持つ、
一種の「排他性」が、浅草を完璧なテーマパークに育て上げました。

隅田川と大きな通りで囲われた、こじんまりとした立地も、
街の特徴を際立たせる事に一役買っています。


誰でもいが気軽に行けて、
2~3時間でも、濃密に遊べるテーマパーク。
それが現在とこれからの浅草の姿なのかも知れません。



暑さも風情と感じる浅草に、是非皆さんもお出かけになられては如何でしょうか?