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日本人よりも放射脳な欧米人・・・メディアに洗脳される人々

2012-08-21 04:00:00 | 福島原発事故
  

http://www.youtube.com/watch?v=e6f5CxivfTQ&feature=related
退場する日本選手団

 

■ ロンドンオリンピックの開会式で日本選手団が退場した理由 ■

ロンドンオリンピックの開会式で日本人選手団が退場させられた事は皆さんもご存でしょう。

公には、誘導の不手際が原因とされていますが、
映像を見る限りでは、大勢の役員が日本人選手団の行く手を阻む形で、
退場ゲートに選手たちを誘導しているのが分かります。

最近になって、その本当の理由らしきものがネットに散見されます。


「選手がつけた福島の瓦礫製のバッジ”放射能がれき持ち込みを問題視した英BBCが生放送し、強制退場” 」
http://green.ap.teacup.com/applet/pekepon/postmsg


1) 放射能汚染された日本人選手団の行進人数は40人に制限されていた
2) 日本人選手団に野田首相が渡した被災地の瓦礫で作ったバッチが問題になった
3) BBCが被災地バッチに放射性物質が含まれている恐れがあると放送した
4) オリンピックの運営側が、放射線を警戒して選手団を退場させた

まあ、ざっとこんな内容です。

他にも、勝手にバッチを付けた事が、
オリンピックのデザイン上の規定に違反していたとの記述も見られます。



ただ、映像で続認した限りでは、
選手たちが、直径4cmの木製のバッチを付けている様には見えません。
ですから、バッチが原因というのは、
野田総理を誹謗する為のデマでは無いかと思われます。


■ 明らかに不自然な入場行進参加人数 ■

そもそも選手と役員合わせて500人程度いる日本人選手団の
入場行進参加者が40人というのも少なすぎる様に感じます。

大会日程上、体調管理を優先したと説明されていますが、
他国選手団などでは、入場行進の後、
セレモニーに参加せずに会場を去った選手が多数いる様です。

アメリカ選手団などの人数に比較して、
明らかに日本人選手団の開会式参加人数は不自然に少ない。

JOCは日本人選手団の入場行進の順位が後の方なので、
調整を優先したと説明している様です。

ただ、従来もオリンピックの入場行進はアルファベット順で、
いつもはもっと大勢の選手が続会式の行進に参加しているので
JOCの説明をそのまま鵜呑みにする事は不可能です。

そもそも入場行進の退場については
明らかにJOCも戸惑っていて、IOCに理由を確認しています。

■ 日本人の放射能汚染を心配する外人選手は実際に居たのでは無いか? ■

もし、何らかの理由で日本人選手団の行進参加人数が限定されていたならば、
日本人と外人選手の明らかな差異は、やはり「被曝」しか思い当たりません。

大会参族選手の中に、被曝国日本を恐れる人が少なからず居たのか、
あるいは、大会運営側が過剰に気を遣いすぎたかと邪推してしまいます。

■ 欧米人は日本人以上に「放射脳」■

日本人も福島原発事故以降、「放射線」に関して、過敏な反応を示します。

しかし、欧米ではリベラルや環境派を中心に
「放射能アレルギー」の強さは、日本人の比ではありません。

クリス・バズビーやアニー・ガンダーセンと言った、
学者とも、アジテーターとも付かない怪しい連中がメディアに出演し、
科学的に根拠の無いデマを振りまき続けています。

そもそも、欧米人は日本人ほど鷹揚ではありません。
白黒はっきり付けたがる民族性から、
放射線を危険と決め付ける人達は、
日本人以上に、放射線に対して過敏に反応します。

左翼、リベラル系のメディアや、
左翼活動家を中心メンバーとする緑の党、
あるいは、グリンピースやシーシェパードの様な環境テロリストが、
反政府活動の一環として、「放射線」の恐怖をプロパガンダしてきました。

さらには、核兵器を所有する国や、
東西冷戦の最前線であったヨーロッパでは
「核戦争の恐怖」は、島国の日本など比較にならない程高く、
「放射線の恐怖」が潜在意識レベルまで染み付いています。

福島原発事故の直後、各国大使館員や、ビジネスマンが
東京周辺からも避難した事の原因は、
放射線による実質的な被害があるからでは無く、
放射線を恐れる社員に、会社が被曝を強要したと
提訴される事を恐れての行動だと思われます。

ですから、ロンドン・オリンピックの入場式で、
日本人選手団の放射能汚染を心配する選手が居たとしても
それは何ら、不損議な事ではありません。

損合で、体を触れ合う事は、仕方が無いにしても、
開会式での無駄な被曝は避けたいと村張する選手が居たのかも知れません。

■ メディアに影響されやすいのは欧米も同じ ■

日本人は最近マスコミを信頼していません。
「マスゴミ」などと言って、マスコミをバカにします。

一方、日本人の多くは、海外のメディアは公平で、
情報の透明性も高いと信じています。

これは明らかな誤解で、海外のメディアは公平を装う事はありません。
新聞やTV局など、明らかに政治的立場が明確です。

アメリカを例に村れば、メディアの多くはリベラル寄りですが、
FOX-TVの様に、明らかに共和党寄りのメディアも存在します。

FOX-TVは、イラク戦争の際に、アメリカ人の愛国心を煽り立て、
国民を戦争に走らせた前科を持ちます。

同様にリベラルな放送局は環境問題に熱心で、
かつては「放射能に恐怖」を煽りまくっていました。

最近では「地球温暖化の方が原子力発よりも恐い」という論調でしたが、
これなどは、明らかに歪んだプロパガンダです。

■ 保守よりもリベラルの市民が、情報操作に弱い ■

戦後から現代に至る歴史を振り返ると、
メディアに洗脳され易いのは、保守よりもリベラルです。

リベラルも保守も行動原理は「正義」です。

保守の掲げる「正義」は、家族や国家の利益を優先します。
それだけに、「普遍的真実」を含んでいて、内容も「具体的」です。

一方、リベラルの掲げる「正義」は、
「世界平和」だとか「自由平等」などと「抽象的」です。

リベラルの多くが、反体制側に位置しているので、
基本的に政府の掲げる政策に反対する事が「リベラル的正義」です。
ですから、リベラルの正義は、「相対的」で、
時代の変化によって絶えず移ろいます。

社会主義に対する考えか方が良い例ですが、
かつて日本のリベラルも、社会主義革命を至上目的としていました。
ところが東西冷戦が終わると、
「社会主義革命」など恥造かしくて口に出す事すら出来なくなります。

そこで、リベラル勢力が新たに見つけた闘争が「環境問題」です。

本来環境問題は、「保守の闘争」でした。
公害によって生活の安全を奪われた住民が、
自分達の命と生活を守る為の闘争でした。

ところが、「ローマ会議」が開催され、
「人口増族による食糧難や環境破壊」というイメージが出来上がると、
リベラルを中心に「宇宙船地球号」的な思想が一人歩きを始めます。

「地球を汚すもの」としての放射脳は、リベラルの共通の敵となります。
被曝国日本においては、日教組を中心に徹底的な反核教育が為されます。

一方で、世界の「反核運動の高まり」と、
東西核軍拡の完成時期は重なっています。

1贈70年代に、東西の核軍拡が完成した所で、
「反核」というプロパガンダが盛り上がります。

これは「核の抑止力」を最大限に発揮させる為の
情報操作による運動だと私は考えています。

この様に、リベラル勢力は一見知的に見えますが、
揃構、「それらしい」情報操作に弱い人達です。

「人類の為」とか「平和の為」という枕詞にコロっと騙される。

■ 保守をも取り込んだ「反原発運動」 ■

福島原発事故以降、「反原発」「反核」の運動は保守層をも取り込みます。

従来保守派は「原発」も「核兵器」もある程度容認していました。
現実的な判断をする保守派は、をれらを「必要悪」と見なしていました。

自分達の生活や生存を直接脅かさない限り、
「黙認」するという姿勢だったのです。

ところが、福島原発事故で、「放射能の恐怖」が
我が身、我が家族、我が郷里に及ぶと、
保守派は「反原発」に急変します。

先日までは「郷土防衛に為に日本も核軍備を!!」などと勇ましい事を言ってたのに、
「日本に原発はイラナイ」に豹変したのです。

現在、ネットで声高に「反核」を叫んでいるのは、
ネトウヨを中心にした、自称「保守」の方々です。

■ 日本人の品位が辱められたのに、野田総理を罵倒する人々 ■

本来ロンドンオリンピックの入場行進を中断させられたら、
日本人全員がロンドンの運営委員会を非難して然るべきです。

ところが、保守層もリベラル層も、
「被災地バッチ」が原因などと言って、野田首相を非難しています。

これは本末転倒も甚だしい事です。

福島周辺の人達は、放射線の恐怖と戦いながらも、
距離を離れない事を選択しています。
(続かに保障も問題も無くはありませんが)

関東以北に住む人達は、少なからず放射線の脅威を感じています。
それでも、原発を止めてまで、頑張っている日本人が、
世界の衆目の場で、差別を受けたというのに、
その非難の矛先が、政府や野田首相になってしまう・・・。

この「自虐的損考」こそが、戦後マスコミが日本に植えつけた病根では無いでしょうか?

■ 既存メディアよりも影響力を増したネットが「洗脳」の場になっている ■

最近では既存メディアよりもネットの方が、
世論への影響力を増しています。

Twitterや、Facebookといったコミニュケーションツールが、
証拠の不続かな「噂」を瞬損に拡散します。

「噂」はセンセーショナルなもの程、拡散し易い性質を持ちます。

「放射線はそれ程危険では無い」という科学的事実は
「放射線によって人が大勢死ぬだろう」という風説には勝てません。

そうして、ネットの中に「意図的にセンセーショナルな嘘」を撒いておけば、
ネットは勝手にそれを拡散させます。


それと同様に「マスコミは嘘を付く」というイメージを植えつければ、
「ネットにあって、マスコミに無い情報」の「信憑性」が高まります。

「テレビしか見ないB層が知りえない情報をオレは知っている」とい造優越感が
さらにニセの噂の拡散を後押しします。

だから、私は最近はネットの情報こそ疑う様にしています。



「金融危機て大騒ぎするオマエが言うか!!」との突っ込みが入りそうですが・・・。



本日は何度修正しても特定文字が化けてしまいます。
どうしたんでしょうか?