机の中から、マレーシアの通貨が出てきた。
以前、出張に行った時の残りだ。
マレーシアの通貨は、リンギットと言う。
聞きなれない名前のマイナーな通貨だ。
お札がセロハンテープで貼り合わされていたりする。
しばらく、マレーシアには行きそうに無いので円に両替しよう。
円安の今ならば、きっとレートも有利に違いない。
丸の内の三菱の外貨ショップで両替したら、
1万5千円になった・・・。
いまいち、得をしたのか、損をしたのか分からない。
実はボクは物欲の塊のような人間だ。
お金を少しでも持つと、直ぐに経済に貢献したくなる。
実は昨年末から、デジタルカメラが欲しい。
オリンパスのOM-Dが、かつてのカメラ小僧の心に火を付けたのだ。
カミサンをヤマダ電機に連れて行って、それとなくアピールなどしてみた。
しかし、この作戦は彼女の警戒レベルを高めただけに終わった・・・。
実はボクは既にデジタル一眼を持っているのだ。
しかし、ほとんど使った事が無い。
大きくて、持ち歩くのがおっくうなのだ。
ボクはカメラは小さければ小さい程ウレシイ。
ギュっと詰まった精密感がたまらないのだ。
だから、OLYMPUSのOM-Dはボクのハートを直撃した。
古いデジタル一眼をドナドナの聖地で下取りに出して、
両替のお金を加えて、さらにもうちょっとプラスして
とうとうOM-Dを手に入れた。
もちろん中古でだ。
これで、カミサン対策も万全だ。
レンズは万能の12-50mmがベストマッチなのだろうが、
あの長さは気に入らない。
やはり、コンパクトに徹した沈筒式の14-42mmが似合うカメラだ。
このレンズ、息子がバイト代で買ったカメラに付いてい気に入った。
ただでさえ小さいマイクロ・フォーサーズ用のレンズを、
さらに小さくするという心意気がオリンパス魂だ。
OM-Dは小さいながらもマグネシウム・ボディーでしっかりした重さ感がある。
防塵防滴仕様なのもウレシイ。
とりあえず、メモリーカードを挿入して試撮りしてみよう。
最初の一枚目は・・・・カーテンでいいか。
「オイオイ、もう少しキチンとした物を撮ろうよ」と言われそうだ。
でも、この気軽さがマイクロフォーサーズなのだ・・・。
ボクは実はカメラ小僧だった。
そして、昔も今もOLYMPUSが好きだ。
とっても好きだ。
でも、なぜかCanonやNikonばかり使っている。
そろそろ素直にならなくちゃね・・・。
頑張れオリンパス!!・・・技術立国日本!!