新茶!
静岡へ行ってきました。
従兄弟の友ちゃんはお茶を作っています。 おりしも新茶の時期!
作るところを見せてもらいました。
製茶の工程は。。。
蒸す。 生葉に蒸気を当てる時間を長くしたのが深蒸し茶。 お茶の香りや味はほぼこの蒸し工程で決まるのだそう。 山崎製茶では45秒位の普通蒸しです。 深蒸しにすると渋みが少なくなるそうです。
粗揉。 熱風を当てて乾燥させながら、文字通り「粗く」「揉む」。
友ちゃんが茶葉の状態をチェックしています。
揉捻。 茶葉の水分を均一化させる。(茎には水分が多い。葉の先と元では水分量が異なるため)
ガラ。 揉みながら熱風で乾燥させる。 (60%くらいの水分を飛ばす。)
ガラから出した茶葉を精揉機に移す。
精揉機に入れる前の茶葉。
精揉。 形を整えながら乾かす(約90-95%の水分を取る)
精揉機に入れた茶葉。 だいぶ乾いてきたけどまだ…。
乾燥。 乾かして荒茶の出来上がり。 (帰宅の時間になってしまって撮影ならず。残念!)
荒茶を、茶葉のサイズをそろえるために切断したり、もう一度火入れをしたり、他地域・他品種・他年度をブレンドしたものを製茶と呼ぶのだそうです。
荒茶(茎も入っているし葉の大きさもまちまち)
製茶(大きさがそろっている)
製茶になるとブレンドしたりして品質は安定するけれど『個性』はなくなりますね。 山崎製茶では荒茶を販売しています。
工場の中は暑いです! 蒸したり熱っしたりするから当たり前なんだけど
昨日はさわやかな天候で比較的楽でしたが、これから暑くなると大変ですわぁ。
出来立ての新茶をいただきました。
新茶特有の香り(青臭いと感じる人もいらっしゃるようですが、じぇれまいあにとってはこれが『あぁ、新緑の季節!新茶の香り~♪』です)とまったりまろやかさがたまらない!
(製茶になるとこの青臭いような香りがなくなるんですって。 あぁ勿体無い)
新茶の香りに包まれた工場でいただいたお茶はひときわ美味しゅうございました。友ちゃん、むっちゃん、ご馳走様でした
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秤と箕 祖父か曽祖父かの手作り(昔からあるので覚えてない)
裏には防水のため柿の渋が塗ってある。
ひぇ~~~~っ!!なんと無人販売!!!
五月晴れから一転にわかに掻き曇り、雹が降ったりしたけれど、実り多い一日でした。
楽しかったぁ 友ちゃん、むっちゃん、ありがとうございました~
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在庫が少ないようですが、「飲んでみたい」方のために・・・
自園自製
山崎製茶 Tel/Fax 054-262-3050