静岡に帰省したら、ほぼ毎回買って帰るモノ。 黒はんぺん。
子供の頃「はんぺん」と言ったらコレを指していて、静岡以外の地でいう「はんぺん」は白はんぺんと呼んでました。
因みに「ねぎ」と言ったら「わけぎ」に近い(わけぎとも違う)ねぎで、関東でいうねぎは「白ねぎ」と呼んでました。
お土産用とかの厚手のもあるんだけど、この薄っぺらい安っちいのが一番美味しいっ
そのまま食べてもよし。
ちょっと炙って生姜醤油で食べるのもよし。
B級グルメで有名になった(?)静岡おでんの具としては欠かせません!
一番好きなのはパン粉をつけて揚げたフライ。 何枚でも食べられちゃいます 作ったのですが、写真を撮らずに全て平らげてしまいました
子供の頃当たり前に食べていたものが、実はどこでも食べられるってものではなかったんですね~。 静岡を離れるまで、生シラスがどこでも食べられるものではないことに気が付きませんでした。(帰省したら禁漁期以外必ず食べます!冷凍解凍したのは食べません)
豆腐やそうめんの薬味にちょこっとねぎが欲しいと思えば、近所の農家さんの畑から頂き、
枇杷はお寺の境内の木に登って食べるものだったし(今でも枇杷を買う気になれないじぇれまいあ。) I can't bring myself to buy loquats.
~する気になれない、というニュアンスは 主語 can't bring oneself to do で表せます。 「自分をそういうことをするところに持って(連れて)いけない」ということですね。
ジャム用のイチゴは、シーズンが終わり頃になると「バケツ持って取りにおいで~」と声をかけてもらえたものでした。
今思うとずいぶん贅沢だったんですねぇ←感慨にふけるじぇれまいあ
誰もが誰もを知っている小さな田舎。 安心気楽だよね~と思うけれど、母曰く「時々息苦しい」のだそうな。 ま、そういうこともあるでしょうね。 時々帰るから「いいよねぁ」と思うのでしょう。
ふるさとは遠きにありて思ふもの
そして悲しくうたふもの
よしや
うらぶれて異土の乞食となるとても
帰るところにあるまじや
ひとり都のゆふぐれに
ふるさとおもひ涙ぐむ
そのこころもて
遠きみやこにかえらばや
遠きみやこにかえらばや「小景異情(その二)」 室生犀星
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ブラウニーの生地を使って焼いた、母へのBirthday cake。