ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

ビリー鯛

2007年06月25日 | 魚の話

Photo_369 金時鯛、上目使いで真っ赤な顔をして睨んでいるような形相の魚。しゃくれたアゴも頑固な野武士のようである。坂田金時から名前をもらっただけはある勇猛な感じの魚だ。
深海に生息し、下から餌をねらっているから上目使いなのだ。発達したアゴは肉食の魚の特色である。
さてそのお刺身の味わいは、とても良く鍛えられた肉質がプリプリシコシコと絶品なのである。ひょっとして深海でビリーズブートキャンプでもやっているのかもしれない。どことなくビリーに似た顔でもある。金時鯛も今ならビリー鯛と名付けられたかもしれない。
がしかし、それ以上に美味しいのは、一本丸ごと使って食べるアクアパッツァである。発達した頭の部分には肉が多く、ゼラチン質も多い。お刺身では味わえないさらなる旨みに出会えるでしょう。「ワン・ツー・ビクトリー!」なのであります。
今日は、「柏ウォーカー」なる雑誌の取材がある。クアトロおすすめのアクアパッツァを紹介する予定だ。

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