映画「かもめ食堂」で、美味しいコーヒーの入れ方を教えるシーンがあった。ドリップ・コーヒーをおとす前に粉の中央に指を当てる。コーヒーを美味しくするおまじないだと云う。これは中々、理にかなった方法だと思う。クアトロの父は昔、ジャズ喫茶でコーヒーを極めた。ドリップ式の場合、まず豆にお湯を少量含ませ、蒸らすようにする。豆がお湯を吸ってふくらむぐらいの量でよい。その後は、のの字を書くようにお湯を注ぎ、3~4回に分けてお湯を注ぐ。お湯の量はすこしづつ減らす。コーヒーの旨みの素であるカフェインとタンニンを上手に抽出するために、時間と温度を調整するためのテクニックである。何にしても、一番始めの蒸らしが重要で、豆の中央に指で穴を掘るのは、お湯が乗せやすく、均等にお湯が行き渡る工夫になる。じっくりとお湯がコーヒーの中を通過してくるとカフェインも上手に抽出され、しゃきっと爽快になる。
クアトロ家族は、体調不良のため日曜だというのに、ディナーを休ませていただいた。大変に申し訳ありませんでした。明日からは、しゃきっと爽快に営業します。
カレンダー
最新記事
カテゴリー
最新コメント
- 剪定職人/18周年のクアトロ~クアトロとは
- 剪定職人/柳も春に遇えば緑に
- クアトロの父/雨上がる
- 剪定職人/雨上がる
- 剪定職人/千曲川の旅 その2
- 剪定職人/GW2023〜チーズケーキ研修
- クアトロの父/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- 剪定職人/新・魚の物語~信頼の厚い台形の魚
- クアトロの父/17周年のクアトロ~ありがとうございます
- 剪定職人/17周年のクアトロ~ありがとうございます