ザ・クアトロ

クアトロの父のたわごと

たそがれ清兵衛

2007年06月01日 | 映画の話

Photo_342 今日はクアトロ・シェフ体調不良のためディナーは臨時休業。断腸の思いで休ませていただきました。ご迷惑をお掛けしたお客様には心よりお詫び申し上げます。
クアトロ夫婦は明日からの英気を養うために、近くの立ち寄りの湯へぶらりと出向きました。帰り道は、黄昏時。アパートの一室では、チャイムを鳴らす若いご主人。すかさず、弾んだ声でお帰りなさいという若妻。くぐもった声でただいまの声。何やら、幸せそうな光景を拝見してしまった。
今日と同じような黄昏時の世界を見事に生かした映画「たそがれ清兵衛」は、クアトロの父お気に入りの映画。今日のアパートの一室のような小さな幸せを守るために、決断する男。大儀よりも、大事な家族への愛。原作に勝るとも劣らない山田洋次監督の傑作。
それにつけても、藤沢周平の作品も素晴らしい。特に、「蝉しぐれ」は大好きな作品。映画化されたが、こちらは真っ正面から原作を映画化してしまい、原作の味わいには勝てなかったように思える。
さて、「武士の一分」はいかに、せっかく貰った今日の休日。この作品でもDVDで拝見しようと思う。

コメント
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