今年もクアトロに水戸・木内酒造の新酒「菊盛2016」が到着した。
この木内酒造は、幕末の尊皇攘夷の中心的人物、藤田東湖ゆかりの酒蔵である。
「桜田門外の変」の首謀者たちをも支援し、木内酒造は酒の名前に皇室の象徴“菊”をあしらった菊盛とつける。
「菊盛2016」は、山田錦100%を使い、48%精米した大吟醸を袋吊りにして絞った贅沢すぎる日本酒。
熱処理殺菌もしない出来たての日本酒で、ビンの底には、うっすらとオリがたまっている。
オリが泳がないように静かに栓を開け、注意深くその酒を注ぐ。
この酒はトゥールシャンパングラスが良いかもしれない。
そのグラスを耳に当てると微発泡によるプチプチとはじける音がする。
香りを嗅ぐとパッションフルーツのような豊かな香りが鼻を突く。
そして口に含むと完熟のラフランスのような滑らかな酸味と甘みを感じる。
微発泡のためか軽快な印象と、原酒ならではの深い味わいを併せ持つ。
この新酒は今日のクアトロの魚料理やチーズにとても良く合う。
また、31日にはチーズや生ハムと共に、お正月用に特別価格で販売も予定しております。
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