つれづれなるままに 189 映画 「敬愛なるベートヴェン」

2007-01-18 20:14:06 | 雑記
フィンランドに行った思い出に「かもめ食堂」カナダの思い出は「狩人と犬、最期の旅」と旅行をしてきた場所を又画像で見ることは、楽しいことです。友が「第九」を歌っているならこの映画を見るべきよと、進めてくれました。町に出たついで、空き時間を利用して見てきました。
「第九」完成前後の晩年のベートヴェンに光を当て、彼にその創作意欲を与えた一人の若き女性コピスト(写譜師)の交流を描いた音楽映画でした。彼女はベートヴェンの音楽を深く理解しベートヴェンを力強くサポートしていました。難聴でいながら彼女の励ましで「第九」の指揮を成し遂げる。音楽は「神からの贈り物」と、もし、ベートヴェンが難聴でなかったら、彼の音楽は違ったことでしょうか。静寂の中でこそ、音、旋律、調和が生まれたのではないかと思いました。しかし才能には恵まれましたが、私生活では孤独な生活だったようです。2月25日「第九」をまた歌います。映画の情景が目に焼き付き、また新しい気持ちで歌うことが出来ることでしょう。