つれづれなるままに  1488  早春賦

2012-04-01 09:59:50 | 季節感

朝カーテンを開けてビックリ銀世界、暦の上では春なのに、まだまだ寒さが続きます。

        

春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず     

 

                     氷融け去り 葦はつのぐむ
                     さては時ぞと 思うあやにく
                     今日も昨日も 雪の空
                     今日も昨日も 雪の空

 

                                             春と聞かねば 知らでありしを
                                             聞けばせかるる 胸の思いを
                                             いかにせよと この頃か
                                             いかにせよと この頃

 

ふと、春は名のみの 風の寒さや・・・と口ずさんでしまいました。この歌は1913年大正2年頃の歌、今の子ども達には歌詞の意味が理解しにくく、もう子供たちには歌い継がれることも無い、卒業式の「蛍の光」と同じ運命をたどるのでしょうか。

家の中では先日植えた種が芽を出してきました。愛猫は相変わらず、暖かな一等地を占領して、ぐうたら生活です。