旅に出るには思い切りが必要・・行こうと思っていた町や村、国にしても出発日を決めてしまえばしめたもの・・あとは野となれ山となれ。後で入ってきた予定はキャンセルして旅行決行のみです。
青荷温泉、ランプの宿、札幌から函館、青森、弘前、黒石、虹の湖、温泉バスの迎え、朝、8時35分発、宿に着いたのが17時頃、9時間も乗り物に乗っていたことになります。
弘前から奥地、奥地、と虹の湖まで、さらに奥地、津軽弁の温泉バスの運転手、この奥地に入る道路は全て宿の方が整備、山道は林道だそうで、ひと山登り一気に温泉宿のある谷底まで。電気はありません電波も通りませんとの説明、青荷とは青い山菜を荷物のごと背負うことから来ているとか、食事は山菜のみかなと。
やはり晩も朝も山菜料理、ランプのもとでの食事、天ぷらはカボチャ、ウド、岩魚の塩焼き、フキ、ワラビの煮しめ、かもの肉鍋、みそ汁ご飯はセルフサービス、暗くなる前の8時には食べ終わるようにと・・すべてランプ、廊下、部屋、もちろんテレビなどあるわけもなく、せせらぎの音のみ、楽しみは自然の中にあるお風呂、ヒバの香りに包まれたお風呂場、満点の星空を眺めながら深々とお湯に身を沈め大自然の中4つの湯めぐり堪能してきました。
お風呂場までの案内はランプ、もちろんお風呂場もランプ、真っ暗闇をランプを頼りにお風呂場へ
露天混浴ここは温泉が噴き出して川に流れています。混浴とは言いながらランプの明かり、男か女か見分けがつきません。
散策路、モーツアルトの小道、シューベルトの小道と何日もゆったり湯治する客もいるとか、これからは年齢も考えスローライフを楽しむゆったりとした旅もいいのかなと思いがら・・。
追伸:この山奥にもやはり、文明の波が押し寄せて来ていました。団体客が大勢押しかけ、ツアー客も・・生ビールを注文、冷蔵庫は必需品。トイレに行きました、パット明るくなりました。もちろんウオシュレス、便座もポッカポカ、受付や厨房には明かりが灯り、電気なしの生活はもう無理のようです。ためしに携帯メール・・娘に届きました。
明日は五能線の旅から