つれづれなるままに  1556 五能線の旅

2012-07-12 13:19:36 | 旅行

旅行から戻り、次々と仕事、旅の思い出も薄らぐ前にと思いながら、昨日は「花愛好会」の旅行花をいっぱい撮り、それを整理する前にまずは最終目的五能線の便りです。

五能線は五所川原から、能代までの区間、新青森駅で「リゾートしらかみ」に乗り継いで秋田県まで向かいます。鯵ヶ沢駅から日本海を右に左手には白神山地を眺めながらの快適な列車の旅です。クルージングリゾートしらかみ、3本の列車が走っています。

青池、世界遺産 白神山地に抱かれた神秘的な十二湖青池をイメージ。15は15年目15周年

      

くまげら、白神山地に生育するくまげらと夕陽をイメージ     橅 白神山地のブナ原生林の豊かなイメージ

      

          同時に列車到着カメラマンが飛び降りてきて記念撮影

      

新緑の白神山地と青い日本海に沿って走る五能線、私たちの乗ったのはリゾートしらかみ「青い池」展望室が付いています。特等席は新婚さんが占領、邪魔しない程度に脇から眺めました。座席はゆったりとした空間、椅子と椅子の間隔が普通列車の倍もありました。

      

     

五能線屈指の絶景ポイント「千畳敷」奇岩奇石のオンパレード、津軽藩主の御殿様がここに千畳もの畳を敷いて大宴会を開いたと言い伝えられています。ここは速度を落としての運行です。

       

     

もう一つのイベント、津軽三味線生演奏、鰺ヶ沢駅から五所川原駅までの間、独特の速いテンポで叩きつけるように撥を弾き「津軽リンゴ節」「津軽じょんがら節」など民謡を次々披露していただきました。

    

      

お泊りは黄金岬不老ふ死温泉、波打ち際の露天風呂は全国的に有名になりました。湯につかりながら夕日が沈むのを眺める大分イメージとは違いました。ホテルの部屋から丸見えの露天風呂、むしろで蓋われて撮影禁止、混浴とは言え女性専用ありますが狭く・・男性用には女性はバスタオルを巻いて・・・男子はスッポンポン、日没と同時に閉鎖、日の出と同時に開きます。すぐ海、明かりがない風呂は危険だそうです。

 

     

写真によるとこのようになっています。 左 混浴   右 女性専用

最後に十二湖、広大なブタの森には大小さまざまな33の湖沼が点在しています。その中の「青池」青インクを流し込んだような池、水深9m湖底の大木が見えるほど澄んだ青色でした。 

朝10時には列車に乗らなければなりません、もう二度と訪れることはないでしょう、思い切って不老ふ死温泉から 朝早く観光タクシーを予約しました。5,400円高いかなと思いましたが、周りの景色もガイド付、この見事なブルーの湖をみて来てよかったと感激しました。

  

  

  

2泊3日の旅、全て自分たちで計画、行きたい場所、泊りまりたい宿、そこから時刻表とニラメッコ・・インターネット時代とはいえ、行ってみて反省することが多く、弘前を挟んで予約した宿は右と左、もっとゆったりと五能線のみの旅でもよかったかなとは思いましたが、ランプの宿も魅力でした。

また今度は何処に行こうかと思案、外国にばかり行きたがる私も日本の観光地も捨てがたいなーと。