お盆が近いので葬式の話もと、昨日94歳のおばあちゃんが亡くなりました。1年前に同居した娘は町内での母親の生活は知りません、夜中に病院から家に戻ってきました。
家族だけの葬式をと思ったようですが、近所の方が葬儀の方が出入りをしているのを見て知らせてれました。家族だけでと、家族は子どもと二人、それでは寂しすぎます。町内に回覧を回しました。会長、お隣ご近所の方が7人通夜に出席してくれました。これからはこの様な葬式が多くなることでしょうか。
花束を抱えた90歳のお誕生日の写真、A4の大きさの普通の写真縦が御棺の上に飾られて、こじんまりとした温かみのある通夜でした。昨年9月に倒れるまで買い物に出かけては、荷物の車を押せなくなり町内の方々は心得たもの、荷物の車を家まで運んでくれたり、お店の方が車ごと送ってくれることがたびたび・・それでもこれず娘に内緒と、出かけては買物を楽しんでいました。子どもはこの様な母親の生活は残念ながら知りません。通夜に来た方々はおばあちゃんの荷物の車を押したり、家まで送ったりと関わりのある方・・あの時はと思い出を話されていました。
私たちの時代とは違い、今は子どもの数も１～２人、一人っ子も多く、ましてや結婚しない男女、家族で家庭で葬式をとこれからは多くなることでしょう。わたしの葬式もこれで十分だと思いながら、明日もと告別式、出棺と家の前から送り出してあげようと思います。