つれづれなるままに  1691 100年前の姿 「東京の顔に」

2013-03-07 10:02:04 | 旅行

赤レンガ駅舎愛称で親しまれてきた東京駅丸の内駅舎が約100年前の開業時の姿に復元公開されています。昭和20年5月の空襲で焼失したドームや駅舎の3階部分などが再現され風格な姿を現しました。南北ドームの内装は当時の設計図が保存されていないため写真や文献で当時の姿を浮かび上がらせ、天井のレリーフや彫刻がちりばめられ重厚さを感じます。

空襲で焼失したものの、2日後の27日には列車の運行を再開、復旧作業も本格化しました。創建時の姿への復旧の声は根強かったが厳しい財政事情に阻まれ昭和22年3月に3階部分が取り除かれて2階建てとして応急復旧されました。
当初は「4、5年もてばよい」とされたあくまでも応急措置だったが、ドーム部分は三角帽子をかぶせたようなデザインに修復され現在に至るまでの65年間にわたり、赤レンガ駅舎として親しまれてきました。この駅舎が私たち利用した懐かしい姿です。当時このビルで仕事に従事していた父との待ち合わせ場所でもありました。

              復元前の東京駅                       現在の東京駅

          写真4