つれづれなるままに  2041 姉妹旅行  出雲大社  1

2014-10-10 18:33:42 | 旅行

台風の合間をぬっての姉妹旅行無事終わりまっした。台風の影響で3時間遅れた空の旅・・空の上はお日様がカンカン照り・・下は流氷のような雲に覆われてはいましたが穏やかな飛行、東京は24度と暖か、飛行機の上からは富士山が顔を出していました。

姉の所に1泊、次の朝早く4人集合、出雲空港に向け出発、まずは観光タクシーで出雲大社、高円宮家の次女の典子さまと、島根県の出雲大社の神職、千家国麿さんの結婚式が5 日、出雲大社で行われた場所ですが何事もなかったように観光客は参拝していました。

「古事記」にその創建が記さているほどの古社、明治時代初期まで杵築大社と呼ばれていました。
主祭神は大国様として馴染みの深い『大国主大神』で、「古事記」に記される国譲り神話には、大国主大神が高天原の天照大神に国を譲り、その時に造営された天日隅宮が出雲大社の始まりとされています。樹齢数100年の松がお出迎えです。

  

                 世界最大級のしめ縄で長さ13m重さ4・5t

  

旧暦10月は日本全国の八百万の神々が出雲に参集されます。
神様がお留守になるのでこの月を『神無月』といい、出雲は神様が集まられるので、この地に限っては『神在月』と呼ぶようになりました

今年な12月1日、国々の神が縁結びや、国政について会議をする一九社

  

大社から程近い日本海の海岸「稲佐の浜」に御神火が焚かれ、龍蛇を神々の使者としてお迎えする儀式です。

八百万の神々は本殿両脇にある東西の十九社を宿とし、出雲で一週間、人生諸般の事などについての会議「神議」をされるといいます。
男女の縁結びについてもこのときの神議によるものといわれます。

 

主祭神の大国主大神は多くの兄弟の末っ子として生まれました。
神話の中の「因幡の白うさぎ」の話が有名で、『サメを騙したため全身の皮をむかれた白うさぎが大国主大神の兄たちに助けを求めたところ、海水につかり風にあたるとよいと言われた。うさぎが言われた通りにしたところ、塩水がしみてよけいにひどくなった。兄たちに荷物を持たされ遅れてやってきた大国主大神が痛みで泣いているうさぎを可哀想に思い、真水で塩を洗い、がまの穂にくるまると良いと教えたところ、うさぎの傷は治りました』というお話で、大国主大神の優しい性格がうかがえます。

またこの神様は6人の女神と結婚し、多くの子供をもうけました。縁結びの神様といわれる由縁です。大きな袋を肩にかけ、ずきんを被り、右手に打出の小槌を持って米俵の上に立つ、あの人懐こいお姿の大国様もまた、大国主大神だそうです。

   

 

出雲は神話の国、観光タクシーの運転手さん次々と神話を・・名物出雲そばを食べた後の観光、次々神々の名前・・クイズも挟んで温泉に着くまでしゃべりぱなし・・2時間延長追加料金、相槌を打つのも大変なこと・・熱心さはよく伝わりましたが・・。