7月G8サミット、札幌には、全国の警察官、およそ2分1が集まり滞在したと言われています。
ニセコにも大勢の警察官が宿泊していたことでしょう。ニセコはスキーのメッカ、今は国際的な一流のスキーリゾート地として知られるようになりました。
しかし春先から夏にかけても、アウトドア大好きな人達が遊びに沢山訪れます。
その一つラフテイングも、かつて友達とラフテイングに行こう言う話になりました。春の雪解のダイナミックな激流を楽しもうと、高齢者の私達半分に分れ、参加、下流で待つ組と、いまだ実現しておりません。
これからのニセコは自然が生き生きとして緑に覆われ、気温も30度を越えることはなく、すばらしい自然環境の中で楽しむことができます。
マウンテンバイク、自転車、ハイキング、軽登山から本格的な登山まで、しかし私達のように、静かな温泉で湯に浸かり、おいしいものを食べ、1日を過ごすのも、このニセコのよき所でしょうか。
ホテル、別荘と山の中に点在し、おのおのが自然の中に隠れるように建っています。この時期、宿の周りは白樺の林立、緑で覆われています。
朝、露天風呂に、目の前に小鳥達が騒がしく行き交っていました。
昨夜明かりに集まってきた虫達を捕らえるのに大忙し、人も気にせず、いつものこと慣れているのでしょう、こんな自然豊かな温泉地もニセコならではですね。
帰りホームで子ども達に会いました。列車を見に来たそうで、先生5~6人に子どもが12人の保育園児、ホームに一列に座り、先生からお水を飲ませてもらい、ほほえましい光景、列車の中から手をいっぱい振りました。
仲間が「24のひとみ」だと・・・。
列車の中、今度は幼稚園児が乗ってきました。キャンプだったそうで大きなリョック、夕べはカレーライス、人参も切ったよ、と。小さい頃から自然に触れ、自然を大切にそんな教育も大切なのかもしれません。
宿であった札幌の小学6年生、礼儀正しく、わいわい騒ぐ様子もなく、朝の散歩も子ども達で楽しみ、整然と、自然体験学習に来たとか、先生の教育の良さが分りました。先生の苦労も。
「24のひとみ」
今回は子供たちと接する機会が多い旅でした。子供達の犯罪が低年齢化しています。頭が良くて、何不自由もない子供達の犯罪が増えていますが、小さい時から自然に触れ、自然を大切にする心を養えば荒んだ子供達も居なくなるのではないでしょうか。小学5年生の孫も含め感じます。孫はもう26日から楽しい洞爺湖でのキャンプが待っているようです。
触れ合いはこころ和みます。
腰をかがめて、目線を下げて会話する。
きっと、それも旅の楽しみかもしれません。