佐賀観光、もう一ヶ月前の事となりました。佐賀空港を利用したのはこれで三度目、まっすぐに広がる佐賀平野、滑走路越しの有明海、遠くには長崎県の雲仙普賢岳が見えました。
1回目は長崎、長崎市内観光、軍艦島 2回目は福岡の観光、福岡は柳川名物の川下り、船頭のガイドや舟歌を聞きながら、およそ4キロの堀割を回るコースを観光しました。
今回は佐賀県のみ、海岸線が続く北部と、遠浅の肥沃な干潟が特徴の有明海に挟まれた県です。有名な武雄温泉や嬉野温泉の他、歴史ゆかしい神社仏閣や美しい景勝地などを観光してきました。
最大の見どころは、弥生時代の大規模集落、吉野ケ里遺跡です。
弥生時代は約700年間も続く長い時代、この全ての時期の遺構・遺物が発見された学術的にも価値の高い遺跡です。集落の最盛期、弥生時代後期後半を復元整備時期として復元整備を行っているそうです。
写真のみ、観光した気分になってください。
観光客は少なく、ボランテイアガイドさんが・・直ぐ寄ってきて案内をしましょうと。
北内郭・・大きな祭殿が並ぶ集落で最も神聖な場所。屋根には飛び立つ鳥が
観光客かと、見かけたのは修学旅行生と若者グループ
物見やぐら
北内郭で行われてい祭祀や儀礼に使用する酒や絹織物、器などの道具が作られていたとされる場所
竪穴式と倉庫が並ぶように立っています
吉野ヶ里遺跡の弥生人は神様は鳥の姿で人の前にやってくると信じていたそうです。
入り口の門には豊作を祈る鳥がのっています.これが鳥居の原型だそうです。
白いのはソバの花・赤いのはヒガンバナ・・美味しいお蕎麦の産地でもあるようです。
高い丘に600mにわたって広がる甕棺
大型の素焼きの土器に亡くなった人の手足を折り曲げて入れ、土の中に埋葬していた墓地
それらの甕棺
弥生時代の環壕集落遺跡を公園として、物見櫓や竪穴住居など発掘後に復元された建物、古代の暮らしに触れてきました。
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