雷門から真っ直ぐに伸びる浅草寺の裏参道、仲見世通り、女性軍は殿方とは違い、お店を覗くだけでも満足、誰かが買ってくれた煎餅を口に頬張り、またまた、人形焼をかじりながら、ソフトを買えば私もと、ここだから、この場所だから美味しいのです。線香の煙を体中に浴び、100円で欲ばって数々のお願いをし、されたほうだって、余りの多き要望には、困っている事でしょうか。
今度は浅草演芸ホールへと
落語と縁遠く、今回始めての体験、まずお客様で会場が溢れ、立ち見客が、「私たち立ってはいやだとか、弁当はあるか」とか6人、入り口でわいわい係りの方が見かねたのか、よほどおのぼりさんに見えたのか、「黙って着いて来い」と籍を確保してくれました。弁当のお稲荷さんを頬張りながら、会場から威勢のいい掛け声、手馴れたもので、その受け答えがお客の笑いを誘っていました。途中会場に鳴り響いた携帯の音、すぐネタになり、2,000円勿論シルバー料金、毎日通う常連さんもいるとか、分かる様な気がしました。昼の部、夜の部と出演者も出し物も入れ替わり、一日居てもいいようです。
最後の食事”天ぷら三定”東京の天丼はまた違った味がしました。つまみ食いしながらの散策、急いで食べた事もあって、良く味わう事もなく、食べ残したのが残念、美味しいものは口の中に、思いでは頭の中に、詰めては来ましたがいかがなものでしょう。
最後に漫才も落語もとても楽しかった。しかしそれ以上に私たち、6人漫才師のごとく、おしゃべりしでした。3日間の話のやり取り、それはそれは楽しい、常識敗れのグループでした。周りのみなさもびっくり、帰りの飛行機の中、夜の9時過ぎているのに、わがグループ、話が盛り上がり笑いこけている、スチア-デスのお嬢さん、これからご旅行ですかと。年寄りは夜9時には眠りにつくかと思いきや、私たちはこの時間から元気になるようです。
賽銭以上の願掛けしての三日の旅。はい、結構でした。
敬意を表してお贈りします。
「漫才師と言われるほどに知恵はなし」
オソマツデシタ。
あくまでもジョークでございます。
楽しげな旅の様子が伺われて何よりでした。