大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

小型仕上砥石

2013-07-02 19:57:21 | Weblog
これも 町田骨董市の収穫品。 と言っても最初はこれが砥石で有るかどうか確信が 無かった。 横78ミリ 奥行き50ミリ 厚み 24ミリ と比較的小型で 真中は低く丸くえぐられた形だ。 多分 外丸鑿の仕上に使った物と推定している。 砥石をひっくり返して 平らな部分で鑿を研いで見たが 滑らかな研ぎ味で 鋼を良くおろした。 もう少し大きかったらもっと使い易いと思ったが 贅沢は言えない。 鑿研ぎに 使わしてもらおう。 こんな物を百円で売って良いのかなと 思うが 砥石は良い物を持って無いので 有り難く 活用したいと思う。
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0470 鉋刃  銘 橘丸

2013-07-02 19:41:48 | Weblog
先日町田骨董市で買って来たガラクタの一つ 鉋刃を少し整備してみた。 この刃は長く鉋台に挿入されて放置された物の様だ。 表なじみ部分が相当厚い錆に覆われていた。 更に刃を押える溝部分に当たる両端の腐食も酷い状態で 普通の人は手を出さない代物だろう。 事実 今年初めから この骨董屋の箱の中で 何度も見て手に取っている。 今回は百円なので買って来たのだ。 刃幅 65ミリ 全長65ミリで 既に使い切った物だと思う。 台は無かったが 有っても台にもぐり込んで 使い難い状態だろうと思う。 ちびた刃を 使う事を良しとする人も居るが、 それは単なるけちだと言う人もいる。 調整し難い使い難い物を無理して使わず 有る程度使って 減って来たら それは道具としての寿命は尽きたと考えるべきかも知れない。 さてこの 橘丸 と言う銘は 全く知らない。 東京 保険と言う刻印も有るが 何処のどう言う鍛冶屋が作った物か 全く情報が無い。 但し錆を落として研いで見たが 結構良い研ぎ味で 研ぎ易い。 残念だが 刃先は 錆で黒く穴が開いた様な部分も有り、もう少し研ぎ下ろさないと 使えない。 刃の真中部分だけでも 上手く研ぎ上がったら、 台直しにでも仕立てて見ようかと思う。 こう言うちびた鉋刃の活用方法は無いものだろう。 
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