大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

古箪笥百選 塩野谷博治著 創樹社美術出版

2013-09-03 14:06:01 | Weblog
多摩信用金庫と言えば 広く多摩地区全域に根を張り 地元密着の金融機関だと思う。 10年以上前 国立駅の南口から 南に下る広い道路の右側に 多摩信用金庫の国立支店があり、ここで李朝陶器の展示会が有った。 これらの陶器は、 多摩信の所有らしい。 お宝を拝見した後、関連書籍を集めたコーナーで この本を見付けて写真を撮って置いた。 当時からこう言う 家具の古本に興味が有ったが、欲しくても入手は難しいと思っていた。 多分一刷りしかしてないだろうからだ。

 その後暫くこの件は忘れていたが、先日別件の用事で 写真帳を見ていて、 この本の存在を思い出した。 最近は何か 飾り棚風の物が作りたいと思っていたので、急にこの本が欲しくなった。 この本は昭和55年の出版で有るが、恐らくは廃刊だろうと考えて 古本検索を行った所 神保町の秦川堂書店で見つける事が出来た。 写真に有るような 飾り棚 (朝鮮棚とも言うが)を作りたい。 既に似た物を1棹作っているので もう少し本格的な 柱に飾りの有る物を作りたい。  それにはホゾの加工をもう少し練習する必要が有りそうだ。 今では見掛けない 李朝箪笥と和箪笥の名品を集めて写真集とした物で、恐らく 物好きマニヤしか読まない本だと思う。 定価7千円だが、3千円で買えたから 古本となってもそれ程の人気の本では無いだろう。
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