女房が友達から 入場券を2枚もらって来た。 今回もただで美術館巡りだ。 この作品展は先日 NHK教育で放映したばかりだ。 点描を近くで見ると何だか判り難いが 少し離れると 感じが良く判る。 スーラの絵の私の印象は 透明感があり 動きが無く物静かと言う所か。 モンドリアンもなかなか良かった。 色と線だけなのに 見ていて余り飽きない所が良い。 東京に住みこう言う所にたまには出かけられるのは有り難い。
私の親父はもう亡くなって10年になる。 生家は田舎の農家だった。 久し振りに田舎の親父の生家をだずねて見た。 ノンビリした所だ。 畑の真ん中にこの様な石塔が3個まとまって置いて有った。 昔の屋敷墓地から持って来た物だろうか。 石塔の脇を見ると 天保三年 辰年と彫ってあった。 そんな古い物だったのかと初めて知って驚いた。 代々続く古い農家だったが 親父の兄貴の代で 血筋は途絶え 養子を迎えて 跡を任せた。 そうなると段々と疎遠になり 親父の生家にも行く事は無くなった。 子供の頃 遊んだこの生家も もう行く事は無いだろう。 残念だ。