江戸東京博物舘に行って来た。 大森貝塚の発見で有名な エドワード・シルベスター・モースが日本に来日した折 集めた 明治時代の庶民の暮らしの道具を展示した物だ。 当時の写真と当時の暮らしの道具は どれも興味有るものだ。 今では見掛けない道具ばかりだが、こう言う機会が無いと見られないのは残念だ。 細やかで繊細で 心優しい 日本人は 今は どうなってしまったのかと 考えてしまった。 とても面白くて 興味ある人は是非見たら良いと思う。 私はお勧めしておこう。 開催は12月8日までなので 早めに行った方が良い。
新宿紀伊国屋でこの本を購入して読んで見た。 千代鶴貞秀について 一部の東京の道具屋は余り良い事を書いて無いが、そんな人では無いと 著者 岩雄氏は述べており、この本で 初代貞秀について その人となりを明確にしたかったと言う思いで書いた様だ。 その思いは 読んで見て 伝わってくるが それ程説得力が有るようにも思えない。 鉋の刃を打つ鍛冶屋さんで有るから 使った人の評判を聞けば その評価はおのずと決まるように思う。 私は使った事が無く 何も言う資格は無い。 道具は使いこなせる人が使うべきもので、素人が使うものでは無いと書いて有った。 もっともな話だ。 むしろそう言う 名工の道具が使いこなせる腕前になりたいと願うばかりだ。 ところで この本は 大枚2200円を出して買うほどの物とも 素人の私には思えない。 でも折角買って来たから 仲間で読みたいと言う人には貸してやろうと思っている。