大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0677 鉋刃 銘 義春 六分

2018-07-30 22:47:44 | Weblog
これは小型の反り台鉋だった。 刃が使い減ったので台の反対側に刃を挿げて 反り台鉋に変更した物と思う。 今回は刃を抜いて 単体で載せた。 日本鋼 義春 花押 別撰と刻印が在る。 刃幅65ミリ 全長63ミリ程度か。 かなり使い減っている。 何となく新潟で作られた鉋の様にも思う。 これから台を探して 平鉋に作り替えようと思う。 まだまだ時間が掛かり 切味を確かめるのは 相当後の事だろう。  最近暑さもぶり返して 台を作る気分にもならない。 秋が待ち遠しい。 
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両刃鋸 銘 中屋 龍之助 八寸

2018-07-30 22:32:29 | Weblog
この鋸は 富岡八幡骨董市で手に入れた。 まあ500円と言う所だ。 見ると縦挽きの先頭部分の見当刃が折れているが、それ以外に刃の欠けは無い。 今回は縦挽き目立ての練習用にこの鋸を買った。 まず普通なら買わない。 状態は余り良くない。 鋸刃面に縞模様が有る。 鋸を布の鋸巻に入れて放置して これが錆びると 布と鋸板が貼り付いてこうなるのでは無いかと思う。 刃渡り215ミリ有る。 わりと細い柄が付いて居る。 柄の尻側は接着が剥がれていた。 籐を解かずに そのまま再接着した。 これで暫く大丈夫だ。 今回は縦挽きの目立ての練習を行って見た。 目立ては完成したが 余り切れる様にならない。 もう一度やり直して見よう。 龍之助がどう言う 何処の産地の人なのか 調べたが不明。感じからして余り使われて無いと思う。 これでもう少し練習目立てが出来ると思う。
鋸の銘の部分を 写したが 多分 良く判らないと思う。 それでもはっきり読めるだけまだ増しだろう。
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鋸刃 両刃鋸 銘 中屋安左衛門作

2018-07-30 11:38:25 | Weblog
昨日 久し振りに富岡八幡骨董市を覗いて見た。 天気は安定せず 強い日差しが照り付けると にわかに曇り 夕立の様な大粒の雨が降った。 私も濡れたが 売り物もびっしょり濡れていた。 これじゃ鉄物は可哀そうだ。 道具箱からこの 鋸を拾い上げた。 鋸を取り上げるのは 目立ての練習の為だ。 本当は目の粗い鋸の方が 扱い易いと思う。 刃渡り230ミリ 刃幅 6センチ程度で 相当使い込まれている。 錆びて居たので スクレーパで錆を削り落とすと 銘が有った。 カネカ 登録 中屋 安左衛門作 花押 が読み取れた。 会津に 伝左衛門と言う銘の鋸が有り 或はその系統の 会津鋸かなと思うが 会津とは書いて無く 銘の中屋 のヤの字を見ると 新潟で作られた物かも知れない。 鋸身はペラペラで無く厚みの有るしっかりした作りの様だ。 縦挽きの刃の方が使い込まれている。 まだ目立てしていない。 刃の欠けは無い様だ。 取敢えず柄を探そうと思っている。 手持ちで合う物が有るか調べている。 柄の込みの部分は錆びて居るが 錆を落とすと何か書いて有る様だ。上手く読めない。 古い物かも知れないが それ程昔の物では無いだろうと思う。
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