大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

0747 鉋刃 銘 二連四角

2022-04-27 21:00:45 | Weblog
これが 先日入手した道具類の最後の鉋刃で 台が無く刃単品で入手した。 頭部は鉄が崩れて 欠けており 若干凹みになって居る。  刃幅63ミリ 全長60ミリ程度の外形だ。 やはり頭部は山形をしていたと思われる。 銘を探すが見当たらない。 刃先近くに四角が2個繋がっている。 刃は薄いので 多分白紙鋼を使う鉋刃だろうと思う。 これもいずれ台を作り 試し削りして見たい。 
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0746 鉋刃 銘 石原

2022-04-27 20:47:38 | Weblog
この鉋刃は先日入手した道具類の左から2番目の平鉋の刃を抜いて 錆を落とした物になる。
刃幅57ミリ 全長63ミリ 程度だろう。 頭部はかなり鉄がめくれているので、これも削り落として有る。 大坂 石原 花押 カネ文と刻印が有る。  現在の大阪かその近辺で作られた物だろうか。  普通地名を鉋刃に刻む事は余り無いように思うが 知識不足で詳しい事は不明。 これも古い鉋刃では無いかと思う。  錆もあらから落として 裏出しして 裏押ししている。 この刻印カネ文より上はもう使えないので 使えるのは後 数ミリ程度だろう。  出来れば台を作り切れ味を確かめて見たい所だ。 まあ暇な時にボチボチやろうか。
今回の鉋刃の中では 比較的真面な物だ。
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0745 小鉋刃 銘 不明

2022-04-27 20:27:40 | Weblog
さて先日新たに入手した道具類の中から 平小鉋の刃を紹介して見よう。 これは写真の一番左側に有った小型の鉋の刃を抜き取って 錆を落とした物だ。 刃幅43ミリ 全長45ミリと比較的小型の鉋刃になる。 頭部は槌打たれた事で鉄がめくれて 既にほぼ平らになる程変形して居るが 勿論山形の頭の形だったろうと思う。 グラインダーで鉄のめくれは擦り落として有る。 銘を探すが 見付からない。 刃先中央部に変な凹みが有り 此処に何か銘や花押の様な物が有ったかも知れない。  もしそうだとすれば この鉋刃は既に相当使い込んだ物と思われる。 その割には残りは45ミリ有るので かなり長い様にも思う。 錆はあらかた落としたが 刃の両脇 台の溝にはまる部分は腐食が激しくて、 周りよりも低く上手く平面は出せない。 ある程度 裏出しして 裏押しを行って有る。 それでも錆による腐食で黒く穴の様に なった部分が有る。 完全に裏を出そうとすると 鋼は無くなる可能性も高い。だからこの程度で深追いせず止めて置いた。 出来れば新しい台に入れて切れ味を確かめてから 保管して置きたい。 使い古しの鉋台を活用して 何とかなるだろう。 多分古い物と思うが、何処で作られたどう言う素性の物か 今の所全く 手掛かりは無い。
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