大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

追入鑿 角打ち 銘 吉み

2024-01-15 10:07:45 | Weblog
布田天神骨董市で買った2本目の鑿を紹介しようか。 この骨董市は業者の少ないこじんまりした骨董市だが
時々 面白い物が出て来ることが有る。 行きたいのだが 第二週の日曜日は他の用事が有り行けない事が
多い。  この鑿は何時も来る 業者から買った。 一本百円だった。 錆びていたが 錆を落とすと綺麗に
なった。 三分の鑿と思うが刃幅は8ミリ程度だ。 安物鑿と思うが 鋼も脇までキチンと入っており良い鑿
かも知れない。 だが 裏の平面が出て無い。 銘は吉みとしているが 或いは違いのかも知れない。 二文字
目が仮名と言うのもおかしいからだ。 ラベルが貼り付けて有り カネタマルと書いて有る。 真ん中のマーク
を読むと そう読める タは太の字だ。  さてどこで作られた物だろうか。 関西では無い様だ。 作りが
関西風では無いからだ。 桂を見ると浮いている。 抜いて付け直す必要が有る。 それ程使われた様子も無く
桂にも 槌打たれた跡は殆ど無い。 全長も210ミリ程度有る。錆びて居るのは 使わずに放置した為だろう。 ラベルは 剥がそうと思うが 今すぐ使う予定は無いのでそのままにして置く。
桂や口金が使えれば良いと考えて購入した鑿だが暫くはこのまま保管しよう。
コメント
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