大工道具の蒐集

骨董市で集めた大工道具類の入手の経緯、使った感想を報告

旅行のお土産 その3

2023-08-11 09:50:31 | Weblog
スコットランドに旅行に行き エディンバラによって スコットランド 国立博物館を見学した。特に入場料も
必要なく 中に入れた。 寄付を依頼されているので 少し寄付した。 面白い展示だったが、後で考えたら
もう少し事前に勉強してくれば良かったと 反省した。 帰りピクト人のピンバッジを記念に購入した。

これが 鼻の長い馬に乗るおじさんの様に見えたが そうではなかった。 ピクト人は現在のスコットランドの
先祖に当たる人達だろうと思われる。 謎の人種とされている。 

これはInvergowrieで見つかった 馬上で酒を飲むピクト人像と言われる物らしい。 後でかんがえ
たら、そんなの展示して有ったのか思い出せない。 此処は特に 風化の進んで無い 良い物を何点か所蔵して
いる様だ。 牛の角で出来た杯で酒を飲んでいる。 馬上の人物は長いアゴヒゲで禿頭で盾と剣を持って居る。  杯の先端には 鳥の頭の飾りがある。 これは鷲だろうか。 ピクト人については 資料が残って無い様だ。
 まあ青い刺青をした 野蛮人とローマ人は思った様だ。 スコットランド各地に
ピクトの物と思われる 石碑が多く有る。 車が有れば これらを訪ねて見るのも良さそうだ。 そういう旅が
理想だが 事前に相当の調査が必要だ。 

このお土産は何気なく買ったが、それは安かったので 誰かにプレゼントするには丁度良いと思ったからだが、
調べると ピクトについて興味が湧いてきた。 ピクト人は 周辺にいたスコット人と混血して 同化して
歴史から消えて行ったのだろうか。 バイキングも同じような 運命に有ったのだろうか。 日本人からすると
考えられない、異人と結婚して子孫を残し繁栄していくのは 自然の流れなのか、そうでないと衰退の運命に
有るのだろうか。  また行って見たいなと考える。 
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薄追入鑿 五分 銘 大吉

2023-08-01 16:14:17 | Weblog
もう8月だ。 毎日暑い。 それでも今日は上空に寒気が入ったのか 午後 少し夕立の様な雨が降り 少し
しのぎやすくなった。 今日は午前中 久し振りの町田天満宮骨董市に行って来た。 暑い為なのか業者の数
も少ない。 でもまあこんな物かな。 骨董市の古道具類は減って殆ど見掛けないし、有っても高い。

今日も買いたいと思う物が無いので帰ろうかと思ったが、この鑿を見付けて買って来た。 500円で自分の
感覚としては それ程安くは無いと思う。 これ以外に 正彦銘の鑿が有り これも良さそうに思ったが、桂が
無いのと 作りが雑なのでこの大吉銘の鑿を購入した。 まだそれ程 使い込んで無い様だ。 桂は踊った
状態で 取れていた。 大吉は鉋を持って居るが鑿は初めてかも知れない。 角箱に大吉では無くて 単に
大吉を刻印した物で、恐らく実用の安物だろうと思う。 それでも柄の色を見ると 作って相当年月は経過
しているだろう。  昭和に時代まで行くのかどうか 自分では良く判らない。 柄の付け方を見ると関西の
物では無いように思う。 刃先は大分錆びて 酷い研ぎ方だったので 少し研ぎ直して 錆も落として有る。
まだ角の部分が完全に 研げてないので 仮研ぎの状態と言った感じだ。

割と甘い焼き入れの様に思うが まだ使って無いので 切れ具合は良く判らない。 当面は柄の交換も必要無いし
暫くは 手元に置いて使って見ようかと思う。 折角町田まで行ったので 買う物が有って良かった。
久し振りに 刃物の研ぎも行った。 気が付けば 中砥石の残り後5ミリ程度か、随分薄くなり、端が割れて
掛け始めた。 新しい物を調達したいが、 暑いので行く気にならない。 それに砥石も結構高い。 懐具合
も気になる。
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