『夢の小筥』

再び廻り来る事のない、この刻(いま)を、そっと筥に納めてみました。

眩しいお陽さんに誘われて……

2014-02-22 15:02:38 | Weblog

 

        
                
                 和ローソク  (2月の花)                                     去年の福寿草

     あなた

 今日も柔らかい春のような陽ざし…2月の花ローソク綺麗です。

 雪がまだまだ、いっぱいなので福寿草にはお会いできません。

 でも、恋しい…

 

 春のような優しい陽気に誘われ、ゆったりと時が流れ…

 思い出したように、わたしは歩き出す…

 もともと、旅に出ていたはず…

 思わぬ出来事が次々と波のように押し寄せ、自分の意思とは裏腹に、ただ流されていたように思う。

 

 窓越しの光が眩しいけど… やっぱりこの眩しさが好き…

 この、うず高い雪の、どの辺りに大好きな花がそして、タヌはどの辺りか、あの花この花…

 想い出のなかに、あって、それがくっきりと浮かんできます。

 

 眩しさの中…色々な思いが頭の中を駆け巡ってます。

 あなたに、いっぱい・いっぱい此処の出来事話すから…待っててね。

 

  「いまはただ おもひたえなむ とばかりを ひとづてならで いふよしもがな」     左京大夫道雅

 

 今日の暖かさで、心の中の凍りの欠片が少し小さくなったよう…

 そう、どう足掻いても、なるようにしかならない…もね。

 

 あなた、後どの位歩いたらいいのでしょう…疲れたよ…