和ローソク (2月の花) 去年の福寿草
あなた
今日も柔らかい春のような陽ざし…2月の花ローソク綺麗です。
雪がまだまだ、いっぱいなので福寿草にはお会いできません。
でも、恋しい…
春のような優しい陽気に誘われ、ゆったりと時が流れ…
思い出したように、わたしは歩き出す…
もともと、旅に出ていたはず…
思わぬ出来事が次々と波のように押し寄せ、自分の意思とは裏腹に、ただ流されていたように思う。
窓越しの光が眩しいけど… やっぱりこの眩しさが好き…
この、うず高い雪の、どの辺りに大好きな花がそして、タヌはどの辺りか、あの花この花…
想い出のなかに、あって、それがくっきりと浮かんできます。
眩しさの中…色々な思いが頭の中を駆け巡ってます。
あなたに、いっぱい・いっぱい此処の出来事話すから…待っててね。
「いまはただ おもひたえなむ とばかりを ひとづてならで いふよしもがな」 左京大夫道雅
今日の暖かさで、心の中の凍りの欠片が少し小さくなったよう…
そう、どう足掻いても、なるようにしかならない…もね。
あなた、後どの位歩いたらいいのでしょう…疲れたよ…