「当世給食事情」というタイトルの紙面に、
新潟市立味方中学校の給食の様子が載せられていた。
前年度より、うまみ調味料入りの出来あいのダシを使うのをやめ、
かつを節や昆布、煮干しなどからとるようにした。
しばらくすると生徒達から「給食がまずくいなった」との声が上がった。
なぜ不評なのか?
疑問に思い、生徒の家庭での食生活を調べてみた。
既製食品への依存度が高く、子供の舌が添加物入りの料理に慣れていた。
一から食事を作る事の大切さを
痛感した校長先生は「弁当の日」をもうけることに。
冷凍食品は避ける。
市販の弁当を移し替えるのは御法度
などのルールを守り一人一人が弁当を作る。
地域住民の協力で地場野菜を使った料理の作り方等を指導。
それから1年余り。
買い物に行く際、添加物を確認。
又、当初不評だった本格派の給食も残さず食べるようになったそうだ。
私は子供の時、日本食はかつおや、こんぶ、いりこで、
洋食の料理は鶏ガラで。
調味料も塩と酒、醤油、胡椒位で薄味で仕上げた食事で育った。
但し、給食を食べると具合が悪くなるので昼休みは家に帰り食事をしていた。
(何しろ、昔の給食には添加物はいっぱい)
その為、作ってくれた人の愛情もいっぱい体に取り込む事が出来、本当に幸せ者です!
そんなに、大変な事ではないので是非、
基本のお出しスープを出してみて下さい。
(次回に基本のスープの出し方をお知らせします)