ごちそうさま

３月２１日シェフの誕生日。プレゼント？・・・・・なし！
でも、いつも一人で頑張ってるので少しかわいそうかな？
ただ、食べる事しか感心がないうえにあれ嫌これ嫌があるので何が一番いいかなー？
私がつくる？おいしくないのよね。
うん、仕方が無い、巻きずしにしょう。あそこの巻きずしなら喜んで食べている。今晩はこれで決まり。
さっそく
それと同時にひろしちゃん（幼い頃からこう呼んでいるので他の呼び方できなくてごめんなさい）
から
　お取り寄せがきたので持っていきます。
なんだろう？楽しみ
先日も頂いた＜かつおのたたき＞２匹といわしめんたい。
みごとでしょう１
ひろしちゃんも「何を持っていったら喜んでくれるか解れへんかったけどこの間このかつおのたたき喜んでくれたから」
ご苦労サン
かつおのたたきが特別に好きだというわけでは無いのだが、前回、頂いたとき、とても美味しく「コレやったらええわ」
味にうるさいシェフなので大変。
巻きずししか頼んでないのにお寿司やサンもこれやったら食べてもらえるやろうと、（ウニ）のにぎりをサービスしてくださってた。
「アッ、このウニ甘い、おいしい、たべてみー」
「ほんと、臭くない。薬品の匂いせえへん」
次の日にお礼を言ったら「みょうばんが入ってないので」
そうなんだ。
まだ、まだ、私達の知らない事があるんだ。



本日のまかない料理は、鰹のたたき、アスパラ菜のわさび合え、じゃがいものみそ
しる、いわしのめんたい。

おいしくいただきました。ごちそうさま！

ギモーヴ

毎年店の近くで、一番早く咲き出す桜がもう満開



でも、昨日の雨と風で少し痛々しい感じ

桜を見ていて「ギモーヴが食べたい！」「え～～？」「つくって」

ギモーブは英語名ではマシュマロ。
古代エジプトでウスベニアオイ（マロウ）の根の粘液を煮て
作った、なめらかなムース状のペーストから
濃いはちみつ風味のキャンディが作られ本来は薬用として食されていた。

優しい？パテシェはすぐさま苺を裏ごしピュレを作り（市販のピュレには苺以外の
ものが入っているので私の身体にはあわないので

グラニュー糖と水飴でシロップ（飴状）を作り、
イタリアンメレンゲにし、ゼラチンとピューレを入れ、
可愛いと。
ミントのリキュールでも作ってくれました。

ふわふわプニュとした食感がたまらない。
ぜひ、皆様も楽しんでみて下さいね。あぶって食べてもおもしろいですよ。

職人さん

地下のワイン倉庫の土台が傾いてきたので、
山の上にある住宅設計会社にお願いすることにした。

いつも、「センスの良い会社だな～」と、気にはなっていたのだが・・

オシャレな分、他の工務店より高いと思っていたのに
安い見積もりなのでお願いする事にした。

ただ、初めてなので仕事は安い分、大丈夫かな？

当日は３０分前から、店の前で待機されていたようだ。
仕事の手順の素晴らしさをどうしても伝えたくなったので、
ブログに載せることにした。

店の前の道路にブルーシートを貼り、テープで固定、その上で作業を開始。
廊下や部屋の荷物には埃がしないようにカバーが掛けられた。
室内の仕事だが外にも埃をしたり通行の邪魔になったり、
ご近所に迷惑をかけたりするのでそちらが、
気になって精神的に疲れるのだが・・・・
今回ほど安心しておまかせできたのははじめて。

トラックに積まれる廃材の置き方もきちんと整列され、無駄がない。
終わった後は仕事前より美しくきれいに清掃。
もちろん、ワイン倉庫は完璧な仕上がり。

　　　急がば回れ
初めの準備をきちんとする事でむしろ仕事もやり易く、
早くきれいにでき上がる。
私達も良い勉強になりました。
ありがとうございました。

お元気！

「歩いてきたから暑いわー」
ご夫婦仲良く東香里から３０分かけて来て下さった。

「年やから固いのは苦手や」
うう～ん、今日ご注文のお料理は
特別コースの猪のソテーと猪の赤ワイン煮込み。
オードブルは贅沢サラダになっている。

「猪のソテーは少し噛みごたえがありますので、
よろしければお魚のお料理に変更させていただきましょうか？」
「いやいや、いっぺん、食べてみたいからそのままで…」
「いやー、このサラダはおいしいなー！
これやったら、ワインにすごい合うわー。
いつもサラダは山羊の食べモンやて思ってたのに…」

オステンピカンのワインを召し上がりながらご満悦のご様子。
さて、メインの猪。
赤ワイン煮込みを一口。
口に含まれるとすかさず「こりゃー軟らかい」「臭みもないですねー」
良かった！
パクパクと。たった１時間でコース全て召し上がられ
「今度またディナー食べに来るからパンフレット頂戴」と
「ぜひ、お待ち致しております。」

８４歳とは思えないバイタリティあふれるご老人
ご老人とは失礼なっ！とお叱りを受けそうな
若々しいご夫婦でした

王様の枕

今日は、ホワイトデー。
バレンタインデーのお返しに、シェフは久々に「王様の枕」を作った。
おもしろいネーミングでしょう？
知り合いのケーキ屋さんの商品のネーミングを使わせて頂いている

出来上がりを見ていただくと
　ウン、納得
このロールの生地はシェフオリジナルで
黄身が一般の分量の倍近く入り、
国産小麦はほんの少ししか入らないので口にふくむと
フワッととろけてなくなってしまう。

よく、お客様は「ベーキングパウダーは？」と聞かれるけれど
「卵黄をたっぷり入れるので必要ないです。
身体によくないものはできるだけ入れたくないので…」

当店のスポンジ生地は、
全て同じ要領で作っているのだが、
ロールだけは昔の温度もタイマーも無い
オーブンで焼きあげるのでシェフしか作れない

時々、フルーツを入れすぎてひび割れてしまうのだが
今日はキレイに仕上がった

毎年、の美味しいこの時期に
１本注文される常連様がいらっしやる。
お友達を集めてパーティをされるそうだ。
１５カットは出来るのだが６名ぐらいで取り合い状態で召しあがられるそうだ。

１本が￥６３００とは
でも、１カットにすれば￥４２０
抜群のおいしさをプラスすれば

そう言って喜んで買っていってくださる。

あまりの美味しさの為、断面図の写真撮る前に、
食べきってしまいました
ゴメンナサイ。。。
また、後日、作ってもらった時にでも
アップします

ミモザ

こんにちわ！
　大きな枝をいっぱいかかえてお客様のＹ様がいらした。

私の大好きな花のひとつ。
　　　ミモザ
　「水揚げ難しいよね」その通り。
無事、水揚げして、お店の前には黄色の金平糖が広がった。
　
　
　　「ローリエもいる」「もちろん、お願いします。」
　又、又、家まで取りに帰ってくださった。
　　これだけあれば、半年は大丈夫。
　大助かりです。

スゴーイ！すごーい！感動の嵐！最高のコンサート

いつも、私達に最高の音楽を聴かせて下さる近藤浩志様。
毎回、今迄で一番と思わせてくれるが今回も今迄で最高！

彼の信念？

同じ曲を何度も弾くが,聴いて下さる方はその一瞬が
人生の１ページに残るもの。
それだから、一曲、１曲を大切に。
素晴らしい考え方だ

私達、料理を提供する者も同じだ。
どうしても、惰性になりがちだが、召し上がって頂く方には思いでにつながる。
大切なことだ。

帰り際の皆様からの
　「最高！本当に得しました。ありがとう！」
　

ナント、嬉しい事だろう。近藤様、大森様、栗山様、若松様、加藤様、
　お陰様で私達までお礼を言っていただけました。
　本当にありがとうございます。

曲目

音楽知識の無い勝手な私の感想

♪無伴奏チェロ組曲　第一番より　プレリュード バッハ　　　　　作曲
　　チェロの音の素晴らしさがしっかりわかる曲。私のお気に入りのひとつ


♪夕暮れの歌 　　　　　　　　　　　　　　　　シューマン　　　作曲
　　大森様のオーボエの音色の美しさに酔いしれて



♪風笛　～NHK連ドラ　あすかのテーマ曲～　 大島　ミチル　　作曲
　　テレビは見ていないけど曲は好き


♪白鳥　 　　　　　　　　　　　　　　　　サン・サーンス　作曲
　　シェフが大好きな曲。どの方よりも近藤様の白鳥は最高！


♪オーボエ四重奏曲　ヘ長調 　　　　　　　　モーツァルト　　作曲
　今回初編成の四重奏。ヴィオリン、ヴィオラ、オオボエ、チェロ、素晴らしいハーモニー


♪アヴェ・マリア 　　　　　　　　　　　　カッチーニ　　　作曲


♪ニューシネマパラダイス 　　　　　　　　モリコーネ　　　作曲
　私達の為に弾いて下さった。自然と


♪ル・グラン・タンゴ 　　　　　　　　　　　　ピアソラ　　　　作曲
　激しいリズム！ピアノとチェロによるすごい迫力！
　ピアノの方はスマートなのにどこからあの情熱が？


～アンコール～
♪君をのせて　～天空の城　ラピュタ～　　　　　　久石　譲　　　　作曲
　久石譲様と共演されている近藤様。
　お客様からのリクエストでその方の特別の想いを感じ、
　弾き方をかえていただいたのかな・・・こんなに感動的になるとは。
　リクエストされた方も感動の
　人を思いやる優しい近藤様に


♪ガブリエルズ　オーボエ　～ミッション～　　　　モリコーネ　　　作曲
　大森様は先日、近藤様が当店で新年会をして下さった際素晴らしい演奏をしてくださったので
ぜひ、コンサートを　
　ヴィオリン、ヴィオラ、ピアノの方は面識がなかったのだが近藤様が連れて来て
　下さる方は演奏家としてももちろん人間性も素晴らしい方々でした。

演奏者 プロフィール

オーボエ　　　　大森悠さん

15才でオーボエを始める。
東京大学音楽部管弦楽団で活動後プロ奏者に転向。
2002年初リサイタルを開催。
その後ドイツに留学し、
帰国後セントラル愛知交響楽団に入団。
大阪シンフォニカー交響楽団首席奏者を経て、
現在は大阪フィルハーモニー交響楽団首席オーボエ奏者
を務めている。
池田肇、井口博之、Ｏ．Wintterの各氏に師事。



ヴァイオリン　　栗山聡子さん

ヤマハミュージック東海講師。
愛知県芸術大学 音楽学部 器楽科を経て、
同大学院修士課程修了。
さら弦楽四重奏団として、
若手奏者の為のコンペティションにて奨励賞受賞。
第3回長江杯国際音楽コンクール、
アンサンブル部門第2位。2000、
2001年リゾナーレ原村高原音楽際室内楽セミナーにて、
緑の風音楽奨励賞受賞。
2005年松尾学術振興財団より助成奨励金を受け、
リサイタルを開催。
2004～2年間、セントラル愛知交響楽団の契約団員を務める等、
室内楽・オーケストラに幅広く活動している。
1999年～ヤマハ栄音楽センターの講師を務める。




ヴィオラ　　　　若松芳さん

相愛大学卒業。四歳よりヴァイオリンを始め、
大学４回の時にヴィオラに転科する。
子どものためのヴァイオリンコンクール銀賞受賞
第６回全日本ソリストコンテスト部門優秀賞受賞
現在は各プロオーケストラにエキストラとして参加する他、
スタジオ、室内楽、ミュージカルでも活躍する。
ヴァイオリンを田辺良子、ビオラを竹内晴夫の各氏 に師事。


ピアノ　　　　　加藤真弓さん

愛知県立明和音楽科卒業。在学中に、第４０回全日本音楽コンクール
名古屋大会第１位。
名古屋楽友教会管弦楽団と
「サン・サーンス：ピアノ協奏曲 第二番」を共演。
１９９１年ポーランド国立放送交響楽団と
「ショパン：ピアノ協奏曲第一番」を共演。
愛知県立芸術大学音楽学部器楽学科首席卒業
「桑原賞」受賞。
第１５回読売中部新人演奏会、
けいはんな世界音楽学校フェスティバル等に出演。
愛知県立芸術大学大学院修了。
第６回吹田音楽コンクール第３位、
第２０回ピティナピアノコンペティション特級金賞、
あわせて文部大臣賞、ミキモト賞、洗足学園前田賞、
日本テレビ杯、審査員特別賞受賞。
第８回日本モーツァルト音楽コンクール第２位。
第９回宝塚ベガ音楽コンクール、
第１回ショパン国際ピアノコンクール in ASIA等入賞。
１９９８年モスクワ演奏旅行参加。
１９９９年ポーランド国立クラクフ室内管弦楽団
と「リスト：ピアノ協奏曲第一番」を、
２００２年名古屋フィルハーモニー交響楽団
と「ラフマニノフ：パガニーニの主題による狂詩曲」を共演。
これまでに、中島博代、杉浦日出夫、
大堀敦子、BothLehel、（故）Henrietta G.Mirvis、
御木本澄子、各氏に師事。


チェロ　　　近藤　浩志さん　


京都市立堀川高校音楽科、東京芸術大学、
仏エコール・ノルマル、ブローニュ音学院
両校首席卒業。
'96年第２回大阪国際室内楽コンクール入選。
’96-9７松尾学術振興財団音楽コンクール
最優秀賞２年連続で受賞。
’99第三回大阪国際室内楽コンクールフェスタ第４位、
並びに特別賞受賞。
’91KISA弦楽四重奏団を結成。
’89年より'96年まで新日本フィルハーモニー交響楽団在籍。
’97より３年間東京ポップスオーケストラ首席奏者を努める。
ソリストや室内楽奏者として、
新日本フィルをはじめ多数のオーケストラとの
コンチェルトの共演や
コントラバスのゲイリー・カーと
京都コンサートホールでの
杮落とし公演での共演や
ウィーンフィルコンサートマスター、
R.ホーネック氏との学習院大学内講堂に於いての天皇陛下の御前演奏、
J.J.カントロフ等世界的な演奏家と演奏し絶賛される。
また、東京ポップスオーケストラや、
久石譲氏のアンサンブル等のクラシック以外の
演奏活動でも絶賛されている。
活動の場は、国内に留まらず、
米国ニューヨークの国連本部の会議場や
カーネギーホール、
英国のデュークホールやパリのサル・コルトー
などの世界各国に渡り、
ニューヨークポップスオーケストラとの
共演では音楽監督スキッチ・ヘンダーソンに
「今すぐNYでブレイクする実力がある」と絶賛され、
ロンドンウエストミンスター紙上では
「対比豊かな音楽性と、燃えるような音色を持った
チェリスト」と絶賛される。
また世界的指揮者のジャン フルネ氏からは
「素晴らしい音色と音楽を兼ね備えた
現代第一級のチェリストである」と認められ、
推薦状を受理する。

メディア方面でも活躍しており、
CD作品はKISAAカルテットとして
「ベートーヴェン弦楽四重奏第１５番」
Dynamitesとして「カラー・シック」
稲垣卓三作曲「セロ弾きゴーシュ」のソロなど多数で、
また映画「パラサイト・イヴ」「もののけ姫」
「千と千尋の神隠し」等主に久石譲氏監督の映画のCD制作に参加。
「こくまろ」「トヨタエコプロジェクト」等のCM。
「今夜はごちそうさま」「家なき子　レミ」等の
ドラマのスタジオレコーディング、
ABC朝日放送のラジオドラマ
「夢のあとに」（脚本　橋本祐子）のチェロ演奏、
また宮川泰氏の「恋のバカンス」をピアソラ風に
アレンジしたCDではソロを弾いており、
‘02の１１月に発表され、
それに合わせて「題名のない音楽会」にソリストとして出演。

’01公開の久石譲氏監督映画『カルテット』では、
俳優としても出演して多種多才ぶりを発揮している。
’03 の６月発売の久石譲氏との
ライブDVD「a wish to the moon」では
コンサートマスターとソリストを
努めておりその才能を最大限に発揮している。
’03　１２月３日、遂に待望のソロアルバム 「arcanto」を発表。
好評発売中。

現在、枚方市在住。
大阪フィルハーモニー交響楽団首席チェロ奏者、
神戸女学院非常勤講師、
アンサンブルベガ、KISAカルテット首席チェロ奏者。

これまでに、チェロを安藤信行、
竹内良治、上村昇、柳田耕治、故 堀江泰、藤原真理、
故レーヌ・フラショー各氏に師事。
室内楽を原田幸一郎、セルジュ・ブロン、
アマデウスカルテット各氏に師事