ガスが濃いだけの状態だと判った我が家のバンディット250
早速キャブのニードル位置を変更してみます。
シート、タンクを外して
ここから整備スタートですが 配線の処理にも無理があるように見えます
キャブの調整と一緒に解消しましょう。
初期型バンディット(GJ74A)のキャブはダウンドラフトタイプ
スロットルバルブが付いているダイヤフラムの蓋が
斜めになっている上に 上に他の部品が被っています。
普通のキャブより、すこし面倒です。
上に被っている部品を全部取り外さないで
一部のネジを外し、上に持ち上げた状態でダイヤフラムの蓋を外しましょう。
ダイヤフラムと一体になったスロットルバルブ
これにジェットニードルが付いてます。
ジェットニードルを取り出して見ると
ニードル位置を決めるクリップが
5本ある溝のうち 真ん中に取りつけられています。
これを
標準の1段上側、上から2つ目の溝に取りつけ直します。
たったこれだけ、ニードルの位置が1mm程度変わっただけなんですが
これでエンジンの調子が劇的に変わるんです。
組み立ては分解の逆
キャブいじったついでに、エアクリーナー上部にある配線
左側の点火コイルに入る配線の取まわしに余裕を持たせた位置にします。
全ての部品を元に戻して
作業終了
新品部品使ってキャブOHした状態でガスが濃いって
普通ではありえない状態なんですが、元々バンディットはこうなのかも?
他の場所が悪いのかも?なんて深く考えないで
これで調子が良くなればいいんじゃない? って気軽に考えましょう。
ちょっと近所を走ったら、気になった部分がほぼ無くなっていました。
ヨシムラ管外さなくて済んだし、良かったって事で・・・
この状態で通勤に使ってみて、完全に治ってなかったらまた考えます。