キャブ調整中のバンディット250(GJ74A)
キャブのスロットルバルブ、ジェットニードルの固定クリップ位置を
標準の真ん中から
ひとつ突き出しする
上から2番目に変更して 組んだすぐの試乗では良い感じだったんですが
昨日の夜勤のとき通勤に使ってみて
エンジンが完全に暖まったら ガスが濃い症状が少しだけ出ました。
試乗の時⇒エンジンの暖気が完全に終わっていない状態
通勤の時⇒エンジンの暖気が完全に終わった状態
と考えれば、
エンジンが冷えている時は少し濃いめのガスで調子良かったのも納得です。
という事で、今朝帰ってきてから キャブを再調整
昨日やった事を イチからやり直し
クリップ位置はいちばん上 標準より2mmニードルが下がる設定です。
暖気が終わるまで、昨日よりアイドリングが安定しない気がしましたが
エンジンが冷えている時、良く考えればそれで正常でしょう。
充分に暖気が終わった後
6000回転付近の「ブブブ・・・」って感じがさらに消え
2000~2500回転時のもたつきも ほぼ解消
平地で2000回転以下のクラッチミートでの発進が可能になりました。
ノーマルでも一応走れたので その状態を100点満点で60点としたら
クリップ位置を上から2段目にしたときは85点
クリップ位置をいちばん上にしたときは90点ってところでしょうか?
あくまで予想ですが、マフラーをノーマルに戻せば95点になって
100点満点にするにはキャブだけではなくプラグの熱価も走りに合わせ
総合的に調整していく必要があるのかもしれませんが
今の私の技術や、我が家にある設備では無理かもしれません。
とりあえず、今の状態で何のストレスも無く走れるようになったので
今回のキャブ調整は「良し」って事にしましょう。
私のバンディット250は今回
ニードルのクリップ位置をいちばん上にすることで調子良くなりましたが
全ての車体が同じだとは限りませんし、走り方でも変わってきます。
クリップ位置を一段ずつ変えて、走ってみて、
自分の車体や走りに合った状態を見つけることが必要でしょう。
少しでも バンディットの不調に困っている人の参考になれば幸いです。
ただし、メーカー出荷時のノーマルじゃない設定で走るんですから
変更に伴って何か不具合が出ても 全ては自分の責任です。