続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

軟弱・・・。

2013-04-18 06:38:17 | 日常
 Kさんの所属するグループ展を見に行く予定だけれど、義兄の写真展にも廻る。その間にYさんのお見舞いを挿む予定は後日にKUさんと行くことにした。
 一日のうちに幾つか用事が重なるとそれだけで憂鬱、というか混乱を来す軟弱な精神構造のわたし。家を出るときは用事は一つだけというシンプルパターンが多い。

 Kさんなどは「今日は午前は水泳、午後は油絵、夜は詩吟だから忙しいの」と笑ったことがある。(ええっ~、心底仰天!)

 毎日が日曜日なんていうチョー緩慢な時間を過ごしているわたしには出先が幾つも重なるなんていうハードには耐えられない。けれど仕事優先の妹に然り、タフな人は多い。鍛えられることがなかった生活のまま心身共に衰えを来している昨今、(Aへ行ってからBへ、それから~)なんていう行程はストレス以外の何物でもない。


 ひっそりと一人で隠者のように生きているといえば肯けるけれど、単に面倒くさがり屋の怠慢に過ぎない。この軟弱さを鍛え直すことは可能だろうか?

 出かけることを厭わない、活き活きとどこへでも軽く足を運ぶ、そういう人にわたしはなりたい!

『セロ弾きのゴーシュ』62。

2013-04-18 06:29:52 | 宮沢賢治
 次の晩もゴーシュは夜中すぎまでセロを弾いてつかれて水を一杯のんでゐますと、また扉をこつこつ叩くものがあります。

 次はジと読んで、字。
 晩はバンと読んで、番。
 夜中はヤ・チュウと読んで、也、注。
 弾いてはダンと読んで、談。
 水はスイと読んで、推。
 一杯はイツ・ハイと読んで、逸、背。
 扉はヒと読んで、秘。
 叩くはコウと読んで、考。

☆字を番(組み合わせる)也。
 注(書き記した)談(はなし)を推しはかると、逸(かくれた)背(裏側)には秘(人に見せないように隠している)の考えがある。

『城』1246。

2013-04-18 06:05:13 | カフカ覚書
教師とフリーダは、テーブルのそばに腰をかけていたが、Kが部屋にはいってくると、ふたりとも立ちあがった。フリーダは、Kに挨拶のキスをし、教師はかるくお辞儀をした。

 テーブル/Tisch→Tausch/欺く、だます。
 キス/Kuss→Kurs/高い評価を得ている。
 お辞儀をする/verbeugte→verborgen/隠れる。

☆教師(空虚)とフリーダ(平和)は欺瞞の近くに存在していた。Kが入っていくとフリーダ(平和)は、先祖の高い評価を得ているKを歓迎し、教師(空虚)は微かに隠れた。