続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

重い荷物。

2013-04-19 06:31:02 | 日常
 額に収めた水彩画を7枚と簡易イーゼルを、本町の某ホールに8時半までに持っていく。プレッシャー・・・。
 タクシーでとも考えたけど、何とか・・・バスか電車で(大丈夫かな)

 膝を痛めてからは、重い荷物は苦手、少々辛い。

 仕事で疲労困憊していた頃は駅からタクシーで帰宅することが多かった。ところがある日、近所のTさんがバスに乗り遅れたからと2キロ以上はある上り坂を息せき切って駈け戻ったのを見て驚いてしまった。Tさんのお母さん曰く
「うちの娘は8人姉弟の長女で苦労していますから、タクシーなんてものは絶対に乗りません」と。
「・・・」

 以来、わたしは自ら手を上げてタクシーに乗ったことがない。

 重い、重すぎる荷物を前に・・・それでも頑張れるだけは頑張ろうと。
(年を取ったら無理は禁物・・・タクシーに乗りなさいよ)声がする。


 明日は大楠山に行く予定もある・・・それでも・・・。

 重い荷物一つに悩むなんて贅沢かもしれないと自分に発破を掛けている。(う~ん、難しい選択)

『セロ弾きのゴーシュ』62。

2013-04-19 06:19:48 | 宮沢賢治
 今夜は何が来てもゆふべのくゎくこうのやうにはじめあらおどかして追い払ってやらうと思ってコップをもったまゝ待ち構えて居りますと、扉がすこしあいて一疋の狸の子がはひってきました。


☆魂を予め化/形、性質を変えて別のものにし、鬼(死者)の終(つい)を払(はらいのける)。
 試みる字の考えは秘(人に見せないように隠している)。
 逸/かくれているが、必(そうなるに決まっている)理(物事の筋道)は、死である。

『城』1246。

2013-04-19 06:08:09 | カフカ覚書
放心したようになり、お内儀との話でまだこころの落着きをとりもどしていないKは、教師を訪ねると約束しておきながら、まだ約束をはたせないでいる、と弁解しはじめた。

 教師/Lehrer→Leer/空虚、無意味。
 弁護/entschuldigen→Ende schuldig/死、義務。

☆放心したようになり、お内儀(監視)の話でまだ不安なKは、今までに空虚を尋ねていないがそれは死の義務だと思い始めた。