続・浜田節子の記録

書いておくべきことをひたすら書いていく小さなわたしの記録。

留守番。

2016-03-15 08:55:14 | 日常

 どうしても買い物に出かけなくては、でも、風邪ひきの孫を連れては行かれない。
「もう6才だもの、お留守番できるかな? 30分、30分で帰るから」と言ったら、
「うん、3600秒ね。ちょっと長いな」というので、
「じゃ、20分」と言うと、
「ああ、1200秒ね」という。
(まさか、掛け算が?いえ、足し算なのか・・・)

 近頃の子供は情報が豊かで、なんでも覚えてしまう。保育園で何を言うかと思ったら、
「これからは、漢字を頑張ります」と言ったそうな。

 わたしが小学校へ上がったときは、勉強なんてしどろもどろで、理解ということがさっぱりの劣等生だった。母は代用教員をしていた経験からか、先んじて教えることを決してしなかった。
 真っ白な頭で勉強に向かう姿勢を望んでいたようだった。

 けれど、ある時は母は言った。
「わたしが間違っていたかねぇ、何でも教えていかないと、馬鹿なまんまだねぇ」と。
「・・・」

 どんどん吸収していく、それでいいと思う。
 母いわく間違った教育法で、娘のわたしは69歳になってもトロイまま、世間ずれしているかもしれない。


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