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手持ちタブレットやスマホのヘッドホン端子からの音質チェック

2014-10-10 21:05:56 | オーディオでぼちぼち
 普段使っているタブレットやスマホは、ヘッドホンで聴いているとかなり音質が異なっていることがわかる。
で、この前買ったJBLのSTUDIO 230で聴いてみて、どのくらい音質が異なるのか探ってみた。
視聴したタブレットは古いCreative ZiiO 10、Kindle Fire HD 7、SONY TABLET S
スマホは203SH、最後にiPod touch(世代は忘れた)。
全体的に機種は古いけど、メーカーの音作りぐらいは分かるかも。

アンプは3千円弱のLepaiのLP-2020A+ Tripath TA2020-020搭載品。
安物だけどTA2020のチップは傑作品。
かなり良い音が出て、さらにノイズは無い。
タブレットとかの音質チェックには十分だと思う。


最初にCreative ZiiO 10。
高音域から低音域まで、そつなくでているが、音は固めに聞こえる。
ヘッドフォンのAurvana Live! のように味付けされた音かと今まで思っていたが、味付けは全くなく、横に置いてあるヘッドフォンのATH-OR7並に乾燥したような音。
ノイズは全くなく、しーんとした状態から一気に音楽が流れるさまはさすが。


Kindle Fire HD 7。
滑らかな良い音がする。
こちらもノイズが全くない。
聴きやすく素直な音。
良いのだけど、何だか平凡な音。
高音域、低音域も少し控えめな印象だが、ソースの音がそのまま出ている感じはする。
意外といいですよ。


SONY TABLET S
ノイズは全くなく、高音域、低音域とも伸びがある。
音に広がりを感じて、音楽に浸れるような気がする。
気持ちが良い音、悪く言えばソニーらしさを出すためチューニングされた音。
自分にとってはドンシャリ傾向でもなく、ほどよくチューニングされていると思う。

まあ、低音がズド~ンと効いていれば良い音だと勘違いしているバカ者が多いことは確か。
今のソニーはその売れ筋に合わせるかのように、ヘッドフォンは重低音を出すようにチューニングをしてしまってるのは情けない。
でも、このSONY TABLET Sは重低音を強調している訳でもなく、心地よく調整されている。


スマホの203SH。
白ロムWiFi利用で愛用中のもの。
ところがヘッドフォンでは気にならなかったノイズが、スピーカーに繋げると、ブーンとノイズが入る。
音が出れば問題はないが、気になりだすと嫌気がさす。
音質はCreative ZiiO 10のように少し固め。
スマホとしてはそんなに悪くない音。


最後にiPod touch。
アップル社の製品は音にこだわりがなく、ウォークマンに比べると劣ると評判だけど、改めて聴いてみるとそんなに悪くない。
音はボーカル重視なのか高音域低音域とも控えめ。
なだらかな蒲鉾タイプ?
良い意味では聴き疲れしない。悪く言うと迫力や特徴がない。
悪いと言われる所以は付属のヘッドフォンが悪すぎることに尽きると思う。
自分はiPod touch付属の白いヘッドフォンを使うと、すぐに耳が荒れる。
何か変な細菌が最初から塗りつけられているかと疑ってしまって、ほとんど使わず箱に入ったままとなっている。
というわけで、iPod touchの付属のヘッドフォンは、あくまでおまけとして添付され、早めに良いヘッドフォンや良いスピーカーを使いなさいと言っているのだと思う。

全てイコライザーの調整はせずに聞き比べたけれど、機種により音というのがこれほど違うのかと少々驚いている。
やはりオーディオというのは入り口と出口が大事なんですね。

SONY TABLET Sの音の良さにほれ込んだせいか、新しく出るハイレゾウォークマンのNW-A16あたりが欲しくなってきた。
コメント
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