ペーパー・写・楽

ペーパークラフト、京都の写真、カブ、自転車、軽自動車で楽しんでいます。

三岐鉄道北勢線の阿下喜駅へ

2014-10-20 21:18:24 | 日記
 永源寺ダムから421号線をさらに三重県方面に進むと、石榑(いしぐれ)トンネルに入った。
なんとまあ、国道のトンネルでありながら全長4158mもある。
長いトンネルを越えるとそこは三重県だった。

三重県に入り目的地である阿下喜駅へ行ってみた。

一番見てみたい車両(モニ220型)が車庫前に陳列されてました。
この電車は昭和初期から50年間北勢線で運行され、昭和58年に引退。
その後、地元のボランティアの方々によって修復された。
車庫内で売店を運営していたボランティアの方の説明によると、「外板は新たに鉄板を張り、当時の色合いで塗ったんですよ」と言っていた。
さらに「窓枠を外してガラス交換と内部の木製品も磨き上げましたよ」とのこと。




内部も綺麗に復元されています。
ナロー鉄道で対面に座った人の膝と膝がぶつかりあうような、和やかな光景が眼に浮かびます。


車庫前にはさらなるナローゲージの鉄道も運行されてます。
かわゆいです。
カメラを構えると、運転手さんがさりげなくピースをしてくれます。


モニ220型とツーショット。


こんな客車もあります。
これらは全てボランティアさんたちの手作り。
ふむ、鉄ちゃんの力はすごい。


さらに足漕ぎトロッコも走ります。


車庫内の椅子も三岐鉄道北勢線の車両にあわせています。






いろんなグッズも戴きました。

駅前で昼食のお弁当を食べていたら、現役車両が駅にやってきた。

小さな車両でござります。


良く見えるところまで行って撮ってみた。


こちらは奥様がポップアートで撮った写真。
小さな遊園地みたい。


すっかり堪能して、帰路につくことにした。

阿下喜から306号線で滋賀県の多賀町へ行こうとしたけど、残念ながら土砂崩れで通行止め。
来たときと同じ道を帰るのもなんなので、菰野町から477号線で竜王町へ出る道を選んだ。
こちらも旧鈴鹿スカイラインの快適な道。
でも、峠を上がるにつれ道端に駐車している車が多くなる。
どうも御在所岳の登山道が近くにあるみたい。


なんとか無事に琵琶湖米プラザまで到着できました。

滋賀県からいなべに抜ける421号線、菰野に抜ける477号線とも、考えていたより良い道でした。

径便鉄道である三岐鉄道北勢線はいつまでも走り続けてほしいものです。
コメント
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