大徳寺さんは臨済宗大徳寺派の大本山。
境内には20以上の塔頭があり広いこと限りなし。
門を入ってすぐに勅使門が見えた。
立派な門で、施された彫刻を見ているだけで日が暮れそうになる。
この勅使門から山門、仏殿、法堂が一直線に並ぶ。
山門
ウィキペディアにはこう書いてあった。
天正17年(1589年)、千利休が上層を完成させて「金毛閣」と名づけられた。利休の恩に報いるために寺は上層に雪駄を履いた利休の木像を安置したが、このため門を通る者は利休の足下をくぐることになり、これが豊臣秀吉の怒りを買って利休切腹の一因となったと伝わる。
仏殿
扉が開いていたので近づいてみることにした。
本尊の釈迦如来像さん。
丁寧に手を合わせておいた。
しかしまあ、この室内空間の威厳さに圧倒されたりもする。
釈迦如来像さんを拝んでから法堂に向かうと、お坊さんが歩いておられた。
芳春院さんへの道。
西側への道は今宮門前通を越え紫野高校まで延々と繋がっているように見える。
高桐院さん。
高桐院さんの道を南側に進んでいくと、店があったり住宅地になっていたりする。
一度、北大路通に戻って南門から入った。
龍源院さん。
屋根が富士山のように見えた。
境内を歩くだけで4千歩。
いい運動になりました。
京都の街の中を歴史散歩しているようです。
歴史好き、散歩好き、特に神社仏閣が大好きな私にとっては羨ましい限りです。
毎回楽しく拝見しております。
京都市内は歴史の宝庫で、あちこちに石碑や看板が立っています。
一つ一つ見ながら散策して後でネットで調べたりすると、新たに歴史の発見があったりします。
ただ、後で調べて、こんなところもあったのかと後悔することしきりです。
今回の大徳寺さんの「金毛閣」は知っていて訪れるともっと感慨深いものだったなあと思います。